QUADU. 5台目修理 | ||||||||||||||||||||||
同時修理QUAD−QCU QUAD−QCU. 2台目 QUADU. 6台目 平成29年10月28日到着 12月17日完成 | ||||||||||||||||||||||
A. 修理前の状況
B. 原因
T. 電源トランス点検。
TO.出力トランス点検。
C. 修理状況
U. TubeTester HickokTV−2B/Uによる付属真空管測定 V. TubeTester HickokTV−2B/Uによる予備真空管測定、別ファイルが開きます。
D. 使用部品
E. 調整・測定 G. 修理費 60,000円 オーバホール修理。 但し、電源トランス修理費、真空管は別途です。 Y. ユーザー宅の設置状況 S. QUADU の仕様(マニアル・カタログより) |
||||||||||||||||||||||
A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 A11. 前から見る。 真空管は交換後の物。 |
||||||||||||||||||||||
A12. 点検 前右から見る | ||||||||||||||||||||||
A13. 点検 後から見る | ||||||||||||||||||||||
A14. 点検 後左から見る | ||||||||||||||||||||||
A15. 点検 上から見る | ||||||||||||||||||||||
A16. 点検 真空管を抜き、上から見る | ||||||||||||||||||||||
A21. 点検中 下前左から見る | ||||||||||||||||||||||
A22. 点検中 下後右から見る | ||||||||||||||||||||||
A23. 点検 下から見る | ||||||||||||||||||||||
A24. 点検 下蓋裏の錆 | ||||||||||||||||||||||
A25. 点検 下蓋を取り、下から見る | ||||||||||||||||||||||
A31. 付属真空管。 左から、GZ32、KT66、2本目KT66、6267、2本目6267 | ||||||||||||||||||||||
A32. 付属真空管KT66。 未使用新品との事ですが、真ん中のプレート電極が焼けています。 | ||||||||||||||||||||||
A41. 点検中 電源ブロック電解コンデンサー「16μF×2/450V」。 15.359μF、ESR=4.5Ω。 ESRに付いてはmuRata、Nichicon、ルビコン、Panasonic参照 この測定でNGな物はダメですが、負荷試験方が正確です。 |
||||||||||||||||||||||
A42. 点検中 電源ブロック電解コンデンサー「16μF×2/450V」。 7.757μF、ESR=6.7Ω。 ESRに付いてはmuRata、Nichicon、ルビコン、Panasonic参照 この測定でNGな物はダメですが、負荷試験方が正確です。 |
||||||||||||||||||||||
A43. 点検中 交換する電源ブロック電解コンデンサー「100μF×2/500V」。 107.65μF、ESR=1.7Ω。 ESRに付いてはmuRata、Nichicon、ルビコン、Panasonic参照 この測定でNGな物はダメですが、負荷試験方が正確です。 |
||||||||||||||||||||||
A44. 点検中 交換する電源ブロック電解コンデンサー「100μF×2/500V」。 106.87μF、ESR=1.9Ω。 ESRに付いてはmuRata、Nichicon、ルビコン、Panasonic参照 この測定でNGな物はダメですが、負荷試験方が正確です。 |
||||||||||||||||||||||
T. 電源トランス点検。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 T0. 電源トランス点検。 左の安定化(電源・周波数)電源を使用する。 層間絶縁破壊(巻き線間短絡)の為、入力AC80V/60Hzで1.95Aも流れる。 |
||||||||||||||||||||||
TO1. 出力トランス点検。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 8ΩSP出力端子へ1kHz5.0Vを入力し、各巻線電圧を測る。
|
||||||||||||||||||||||
TO2. 6台目出力トランス点検。8ΩSP出力端子へ1kHz5.0Vを入力し、各巻き線電圧を測る。
|
||||||||||||||||||||||
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 C1. 修理前 下から見る。 |
||||||||||||||||||||||
C2. 修理中 下から見る。 終段出力真空管KT−66へヒューズを増設、これで出力トランスは安泰。 コンデンサー等の端子への接続は絡げる+半田付けがプロ(金を貰う)の仕事。 |
||||||||||||||||||||||
C3. 修理後 下から見る。 | ||||||||||||||||||||||
C21. 修理前 下蓋裏の錆 | ||||||||||||||||||||||
C22. 修理(塗装)後 下蓋裏の錆、軽くラッカーで押さえる。 | ||||||||||||||||||||||
C3. 交換部品(QUAD QCU+QUADU. 1−2台目共)。 | ||||||||||||||||||||||
U. TubeTester HickokTV−2B/Uによる付属真空管測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 真空管ハンドブック(規格表)の、 6267(EF86)相互コンダクタンス=2000μmho「Ep=250V、Ip=3mA、Esg=140V、Eg1=−2V」。 KT66相互コンダクタンス=6300μmho「Ep=250V、Esg=250V、Ip=85mA、Eg1=−15V」。 1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30 Receiving Tube Manual、1966/実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。 GZ32(5AQ4)エミション測定=VacuumTubeTester Hickok TV-2B/U の「5U4」検査方法による、破棄値=75。 |
||||||||||||||||||||||
U0. 付属真空管。 左から、GZ32、KT66、2本目KT66、6267、2本目6267 | ||||||||||||||||||||||
U1. 付属1本目「6267」。 Gm測定=2500μmho、IP=3.10mA。 Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Esg=150V、Eg1=−2V」 |
||||||||||||||||||||||
U2. 付属2本目「6267」。 Gm測定=2500μmho、IP=3.18mA。 | ||||||||||||||||||||||
U31. 付属1本目「KT66」。 Gm測定=6600μmho、IP=60.1mA。 Bレンジ=15000μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Esg=250V、Eg1=−15V」 |
||||||||||||||||||||||
U32. 付属2本目「KT66」。 Gm測定=6100μmho、IP=60.0mA。 | ||||||||||||||||||||||
U41. 付属「GZ32(5AQ4)」ユニット1 エミション測定=100、Ip=3.13mA。 Vacuum Tube Tester Hickok TV-2B/U の「5U4」検査方法による、破棄値=75。 |
||||||||||||||||||||||
U42. 付属「GZ32(5AQ4)」ユニット2 エミション測定=100、Ip=3.13mA。 | ||||||||||||||||||||||
測定電源は安定化電源を使用し、AC115V 60Hzで行う。 | ||||||||||||||||||||||
プレート波形を観測しながら測定する。 | ||||||||||||||||||||||
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 E0. 出力・歪み率測定・調整 「見方」。 中 SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。 |
||||||||||||||||||||||
E1. Radio_50Hz入力、SP出力電圧11V=15W、 0.478%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
||||||||||||||||||||||
E2. Radio_100Hz入力、側SP出力電圧11V=15W出力、 0.742%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
||||||||||||||||||||||
E3. Radio_500Hz入力、SP出力電圧11V=15W出力、 0.499%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
||||||||||||||||||||||
E4. Radio_1kHz入力、SP出力電圧11V=15W出力、 0.560%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
||||||||||||||||||||||
E5. Radio_5kHz入力、SP出力電圧11V=15W出力、 0.800%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
||||||||||||||||||||||
E6. Radio_10kHz入力、SP出力電圧11V=15W出力、 0.554%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
||||||||||||||||||||||
E7. Radio_20kHz入力、SP出力電圧11V=15W出力、 0.909%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 |
||||||||||||||||||||||
E21. MM_50Hz入力、SP出力電圧11V=15W出力、 0.872%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
||||||||||||||||||||||
E22. MM_100Hz入力、SP出力電圧11V=15W出力、 0.916%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250kHz、右=1kHz。 |
||||||||||||||||||||||
E23. MM_500Hz入力、SP出力電圧11V=15W出力、 0.602%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
||||||||||||||||||||||
E24. MM_1kHz入力、SP出力電圧11V=15W出力、 0.402%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
||||||||||||||||||||||
E25. MM_5kHz入力、SP出力電圧11V=15W出力、 0.815%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=100kHz。 |
||||||||||||||||||||||
E26. MM_10kHz入力、SP出力電圧11V=15W出力、 0.553%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
||||||||||||||||||||||
E27. MM_20kHz入力、SP出力電圧11V=15W出力、 0.916%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=500kHz。 |
||||||||||||||||||||||
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 Y1. 設置状況、 正面から見る。 |
||||||||||||||||||||||
S. QUADU の仕様(マニアル・カタログより) | ||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
quad2_518 | ||||||||||||||||||||||
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。 写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。 Copyright(C) 2021 Amp Repair Studio All right reserved. |