Marantz 8B. 3台目修理記録 | ||||||||||||||||||||||||
平成26年4月10日到着 12月17日完成 | ||||||||||||||||||||||||
A. 修理前の状況
B. 原因
C. 修理状況
U. TubeTester HickokTV−2B/Uによる付属真空管測定
V. TubeTester HickokTV−2B/Uによる交換真空管測定
D. 使用部品
F. 修理費 80,000円 真空管 EL34 4本込 通常修理 S. Marantz 8B. の仕様(カタログ・マニアルより) |
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A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 A11. 点検中 前から見る |
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A12. 点検中 前右から見る | ||||||||||||||||||||||||
A13. 点検中 後から見る | ||||||||||||||||||||||||
A14. 点検中 後左から見る | ||||||||||||||||||||||||
A15. 点検中 上から見る | ||||||||||||||||||||||||
A21. 点検中 下前から見る | ||||||||||||||||||||||||
A22. 点検中 下前左から見る | ||||||||||||||||||||||||
A23. 点検中 下後から見る | ||||||||||||||||||||||||
A24. 点検中 下後右から見る | ||||||||||||||||||||||||
A25. 点検中 下から見る | ||||||||||||||||||||||||
A26. 点検中 下蓋を取り、下から見る | ||||||||||||||||||||||||
A31. 点検中 倍電圧用電解コンデンサー、 液漏れしている。 | ||||||||||||||||||||||||
A32. 点検中 6CA7のバイアス電源用電解コンデンサー、 液漏れしている。 | ||||||||||||||||||||||||
A33. 点検中 6BH6のバイアス用電解コンデンサー、 液漏れしている。 | ||||||||||||||||||||||||
A34. 点検中 交換する電源回路の電解コンデンサー比較。
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A51. 点検中 RCA端子交換、 テフロン絶縁が使用出来ます。 | ||||||||||||||||||||||||
A61. 点検中 SP接続端子交換、 左=交換する物、右=付いている物。これを選択する。 | ||||||||||||||||||||||||
A62. 点検中 SP接続端子交換、 出力8オームに限定すれば、WBT−0735 に交換(但し、台無)可能。 |
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A81. 点検中 EL34 4本 | ||||||||||||||||||||||||
A82. 点検中 EL34 4本、拡大。 | ||||||||||||||||||||||||
A83. 点検中 EL34 4本、右2本は空気管で使用不可。 | ||||||||||||||||||||||||
A91. 点検中 6FQ7(6CG7) と 6BH6 | ||||||||||||||||||||||||
A92. 点検中 6BH6と6FQ7(6CG7) | ||||||||||||||||||||||||
A93. 点検中 6BH6と6FQ7(6CG7)、 左から3本目6FQ7(6CG7)が1本エミ減。 | ||||||||||||||||||||||||
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 C11. 修理(交換)前 入力RCA端子、 SP接続端子。 |
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C12. 修理(交換)後 入力RCA端子、 SP接続端子。 | ||||||||||||||||||||||||
C13. 修理前 入力RCA端子裏配線、 SP接続端子裏配線。 | ||||||||||||||||||||||||
C14. 修理後 入力RCA端子裏配線、 SP接続端子裏配線。 素子の端子への配線は絡げる。 | ||||||||||||||||||||||||
C21. 修理前 高圧整流回路、 バイアス整流回路 | ||||||||||||||||||||||||
C22. 修理後 高圧整流回路、 バイアス整流回路 | ||||||||||||||||||||||||
C31. 修理前 真空管EL-34ソケット付近配線 | ||||||||||||||||||||||||
C32. 修理後 真空管EL-34ソケット付近配線、 カソードに安全抵抗挿入。 | ||||||||||||||||||||||||
C41. 交換部品 | ||||||||||||||||||||||||
C42. 交換部品、 経年劣化でヒビの入ったフイルムコンデンサー。 | ||||||||||||||||||||||||
C51.修理前 上から見る | ||||||||||||||||||||||||
C52.修理後 上から見る | ||||||||||||||||||||||||
C53.修理前 下から見る | ||||||||||||||||||||||||
C54.修理後 下から見る | ||||||||||||||||||||||||
C55.修理後 前から見る | ||||||||||||||||||||||||
U. TubeTester HickokTV−2B/Uによる付属真空管測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 U0. 付属真空管。 左から 6BH6 1本目、2本目。 左から6BH6と6FQ7(6CG7)1本目..4本目。 真空管ハンドブック(規格表)の、 6BH6相互コンダクタンス=4600μmho、「Ep=250V、Esg=150V、Eg1=−1V」 6FQ7(6CG7)相互コンダクタンス=2600μmho、「Ep=250V、Eg1=−8V」 1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30 Receiving Tube Manual、1966/実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。 |
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U1. 付属真空管。 左から 6BH6 1本目、2本目。 左から6BH6と6FQ7(6CG7)1本目..4本目。 | ||||||||||||||||||||||||
U11. 付属1本目 6BH6 測定。 Gm=5100μmho、 IP=9.14mA。 Cレンジ=7500μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Esg=150VEg1=−1V」。 |
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U12. 付属2本目 6BH6 測定。 Gm=5350μmho、 IP=7.34mA。 Cレンジ=7500μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Esg=150VEg1=−1V」。 |
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U21. 付属1本目 6FQ7(6CG7) ユニット1測定。 Gm=?μmho、 IP=?mA。エミ減で測定不能。 | ||||||||||||||||||||||||
U22. 付属1本目 6FQ7(6CG7) ユニット1測定。 Gm=?μmho、 IP=?mA。エミ減で測定不能。 | ||||||||||||||||||||||||
U31. 付属2本目 6FQ7(6CG7) ユニット1測定。 Gm=3000μmho、 IP=10.52mA。 Cレンジ=6000μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Eg1=−8V」。 |
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U32. 付属2本目 6FQ7(6CG7) ユニット2測定。 Gm=3000μmho、 IP=10.13mA。 | ||||||||||||||||||||||||
U41. 付属3本目 6FQ7(6CG7) ユニット1測定。 Gm=3200μmho、 IP=12.58mA。 | ||||||||||||||||||||||||
U42. 付属3本目 6FQ7(6CG7) ユニット2測定。 Gm=3120μmho、 IP=11.61mA。 | ||||||||||||||||||||||||
U51. 付属4本目 6FQ7(6CG7) ユニット1測定。 Gm=3440μmho、 IP=13.00mA。 Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Eg1=−8V」。 |
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U52. 付属4本目 6FQ7(6CG7) ユニット2測定。 Gm=3400μmho、 IP=13.04mA。 | ||||||||||||||||||||||||
U6. 付属1本目 EL34 測定。 Gm=8000μmho、 IP=1.74mA。 Bレンジ=15000μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Esg=250VEg1=−13.5V」。 真空管ハンドブック(規格表)の、 EL34(6CA7)相互コンダクタンス=11000μmho、「Ep=250V、Esg=250V、Ip=70mA、Eg1=−14V」 1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30 Receiving Tube Manual、1966/実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。 右2本は空気管で使用不可。 |
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U61. 付属1本目 EL34 測定。 Gm=13500μmho、 IP=50.73mA。 Bレンジ=15000μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Esg=250VEg1=−13.5V」。 |
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U62. 付属2本目 EL34 測定。 Gm=13500μmho、 IP=84.45mA Bレンジ=15000μmhoレンジでの測定、「Ep=250V、Esg=250VEg1=−13.5V」。 |
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測定電源は安定化(電圧・周波数)電源を使用し、AC115V 60Hzで行う。 | ||||||||||||||||||||||||
プレート波形を観測しながら測定する。 | ||||||||||||||||||||||||
V. TubeTester HickokTV−2B/Uによる交換真空管測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 V0. JJ EL34 4本(2ペア)。 Ep=250V、Eg2=250V、Eg1=−14.5V、Ip=73〜74mA、Isg=9.7〜9.8mAの測定結果付き。 真空管ハンドブック(規格表)の、 EL34相互コンダクタンス=11000μmho、「Ep=250V、Esg=250V、Ip=70mA、Eg1=−14V」 1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30 Receiving Tube Manual、1966/実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。 |
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V1. 1本目JJ EL34。 Gm=10700μ、Ip=62.9mA。 測定条件、 「Ep=250V、Eg2=250V、Eg1=−14.5V」 |
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V2. 2本目JJ EL34。 Gm=11000μ、Ip=61.7mA。 測定条件、 「Ep=250V、Eg2=250V、Eg1=−14.5V」 |
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V3. 3本目JJ EL34。 Gm=10200μ、Ip=61.9mA。 測定条件、 「Ep=250V、Eg2=250V、Eg1=−14.5V」 |
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G4. 4本目JJ EL34。 Gm=10000μ、Ip=59.5mA。 測定条件、 「Ep=250V、Eg2=250V、Eg1=−14.5V」 |
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E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 E0. 出力・歪み率測定・調整 「見方」。 上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。 |
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E21. 50Hz入力、R側SP出力電圧17V=36W出力 0.215%%歪み。 L側SP出力電圧18V=40W出力 0.206%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
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E22. 100Hz入力、R側SP出力電圧17V=36W出力 0.1624%歪み。 L側SP出力電圧18V=40W出力 0.165%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
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E23. 500Hz入力、R側SP出力電圧18V=40W出力 0.1573%歪み。 L側SP出力電圧18V=40W出力 0.161%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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E24. 1kHz入力、R側SP出力電圧18V=40W出力 0.168%歪み。 L側SP出力電圧18V=40W出力 0.171%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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E25. 5kHz入力、R側SP出力電圧18V=40W出力 0.197%歪み。 L側SP出力電圧18V=40W出力 0.201%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
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E26. 10kHz入力、R側SP出力電圧18V=40W出力 0.1899%歪み。 L側SP出力電圧18V=40W出力 0.194%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
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E27. 50kHz入力、R側SP出力電圧15V=28W出力 0.89%歪み。 L側SP出力電圧15V=28W出力 0.93%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 |
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E4. 測定電源電圧=116.2V、 その時のヒータ電圧=6.22V。 | ||||||||||||||||||||||||
E5. 完成、引き続き24時間エージング。 左は、電源大型電解コンデンサーとSP接続端子の交換に来た B−1. 4台目。 |
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S. Marantz 8B. の仕様(カタログ・マニアルより) | ||||||||||||||||||||||||
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