HMA−9500mkU. 53台目修理記録 |
平成25年12月24日到着 平成27年1月7日完成 |
注意 このAMPはアースラインが浮いています。 AMPのシャーシにSPの線(アース側)やプリAMPのアースもも接続してはいけません。 RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません、+−の撚りのあるのも使用出来ません。 又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照 |
A. 修理前の状況
B. 原因
C. 修理状況
F. 修理費 175,000円 S. HITACHI Lo−D HMA−9500mkU の仕様(マニアルより) |
A. 修理前の状況 A11. 点検中 前から見る |
A12. 点検中 前右から見る |
A13. 点検中 後から見る |
A14. 点検中 後左から見る |
A15. 点検中 上から見る |
A21. 点検中 下から見る、 この様に重い足は取り外してから、送って下さい。 |
A212. 点検中 下から見る、 下蓋を押し込んでいる。 |
A22. 点検中 下前から見る |
A23. 点検中 下前左から見る |
A24. 点検中 下後から見る |
A25. 点検中 下後右から見る |
A31. 点検中 下蓋を取り、下から見る |
A32. 点検中 電源トランスの詰め物を見る、使用時間が短いのか、焼けが全く無い。右が左側電源トランス。 |
A33. 点検中 左側電源トランスの1次巻き線断線。 |
A41. 点検中 電解コンデンサー外観比較、100μ/100V |
A42. 点検中 電解コンデンサー外観比較、220μ/100V |
C. 修理状況 C11. 修理前 R側ドライブ基板 |
C12. 修理後 R側ドライブ基板 初段FET、バランス・バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換 ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換 |
C13. 修理前 R側ドライブ基板裏 |
C14. 修理中 R側ドライブ基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。 |
C15. 修理(半田補正)後 R側ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。 |
C16. 完成R側ドライブ基板裏 洗浄後防湿材を塗る。 |
C21. 修理前 L側ドライブ基板 |
C22. 修理後 L側ドライブ基板 初段FET、バランス/バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換 ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換 |
C23. 修理前 L側ドライブ基板裏 |
C24. 修理中 L側ドライブ基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。 |
C25. 修理(半田補正)後 L側ドライブ基板裏 半田を全部やり直し、洗浄後。 |
C25. 完成L側ドライブ基板裏 さらに防湿材を塗る。 |
C31. 修理前 R側終段FET(電界トランジスター) |
C34. 修理後 R側終段FET(電界トランジスター) |
C35. 修理前 L側終段FET(電界トランジスター)、 交換されている。 |
C38. 修理後 L側終段FET(電界トランジスター) |
C41. 修理前 RLモジュール。 |
C42. 修理前 RLモジュール裏。 |
C43. 修理後 RLモジュール裏。 TR(トランジスター)交換後軽くラッカーを吹きました。 |
C51. 修理前 電源基板。 |
C52. 修理前 電源基板、 トルエン溶媒の接着剤。 |
C53. 修理後 電源基板、 トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。 |
C54. 修理後 電源基板 ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー9個交換。 輪ゴムは接着材がこ硬化するまで固定する。 |
C55. 修理前 電源基板裏 |
C56. 修理(半田補正)後 電源基板裏 半田を全部やり直す。 パスコン足絶縁チューブは2重にする。 |
C57. 完成電源基板裏 洗浄後、このままの方が綺麗ですが、湿度や腐食に弱い。 |
C58. 完成電源基板裏 防湿材を塗る |
C59. 修理中 絶縁シート。 |
C61. 修理前 入力RCA端子裏 |
C62. 修理後 入力RCA端子裏 |
C63. 修理前 入力RCA端子基板 |
C64. 修理後 入力RCA端子基板。入力カプリングコンデンサーを上と比較すると、同じ容量ですが、技術進歩で小型になる。 これにより高域特性が良くなる。逆に大型を使用すると高域が落ち、低域から中域が伸びた様に感じる。 HMA−9500mkUの様に高域までの再生を売り物にしている機器は、大型フイルムコンデンサーは不可。 |
C65. 修理前 入力RCA端子基板裏 |
C66. 修理(半田補正)後 RCA端子基板裏 半田を全部やり直す フイルムコンデンサー2個増設 |
C67. 完成RCA端子裏 洗浄後防湿材を塗る |
CA1. 修理前 R側ドライブ基板へのラッピング線 |
CA2. 修理後 R側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる |
CA3. 修理前 L側ドライブ基板へのラッピング線 |
CA4. 修理後 L側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる |
CA5. 修理前 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線 |
CA6. 修理後 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる |
CA7. 修理前 L側ドライブ基板−電源基板 |
CA8. 修理後 L側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる |
CB1. 修理前 下足受下蓋凹み。 |
CB2. 修理後 下足受下蓋凹み、 軽く打ち出し。 |
CB3. 修理前 下足受下蓋凹み2。 |
CB4. 修理後 下足受下蓋凹み2、 軽く打ち出し。 |
CC1. 交換した部品 |
CD1. 修理前 下から見る |
CD2. 修理後 下から見る |
E. 測定・調整 E1. 出力・歪み率測定・調整 「見方」。 上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。 |
E21. 50Hz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.00259%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0044%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
E22. 100Hz入力、R側SP出力電圧33V=136W出力、 0.00312%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0039%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
E23. 500Hz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00441歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00539%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
E24. 1kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00542%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00670%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
E25. 5kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0117%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0145%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
E26. 10kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0126%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0155%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
E27. 50kHz入力、R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.00947%歪み。 L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0102%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 |
E28. 100kHz入力、R側SP出力電圧32V=128W出力、 0.01267%歪み。 L側SP出力電圧32V=128W出力、 0.01347%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 このAMPの特色で、全く落ちない! |
E3. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。 |
9500m53-21 |
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