MusicalFidelity A−1(Reference). 11台目 修理記録 | ||||||||||||||||||
平成24年5月6日到着 6月15日完成 | ||||||||||||||||||
A. 修理前の状況。
B. 原因。
C. 修理状況。
D. 使用部品。
E. 調整・測定。 F. 修理費 80,000円 オーバーホール修理 S. MusicalFidelity A−1. の仕様(マニアル・カタログより) |
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A. 修理前の状況。 A11. 外観 前から見る。 |
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A12. 外観 前右から見る。 | ||||||||||||||||||
A13. 外観 後から見る。 | ||||||||||||||||||
A14. 外観 後左から見る。 | ||||||||||||||||||
A15. 外観 上から見る。 | ||||||||||||||||||
A16. 外観 右半分を清掃後、 上から見る。 | ||||||||||||||||||
A17. 点検中、 上蓋裏の放熱シリコングリス。 | ||||||||||||||||||
A21. 外観 下から見る。 | ||||||||||||||||||
A22. 外観 下前から見る | ||||||||||||||||||
A23. 外観 下前左から見る | ||||||||||||||||||
A24. 外観 下後から見る | ||||||||||||||||||
A25. 外観 下後右から見る | ||||||||||||||||||
A31. 点検中、 上蓋を取り、上から見る。 | ||||||||||||||||||
A32. 点検中、 基板の止めネジが無い! | ||||||||||||||||||
A33. 点検中、 基板の止めネジが無い2! | ||||||||||||||||||
A34. 点検中、 電源電解コンデンサーの被覆が熱で剥け始めている。 | ||||||||||||||||||
A35. 点検中、 入力切り替えSWがかなり揺れる カップリングも安い物で、「ユニバーサル型」でないので、この「ブレ」を吸収しない |
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A36. 点検中、 前回修理の修理標。 | ||||||||||||||||||
A41. 点検中 SP接続端子と電源コード | ||||||||||||||||||
A51. 点検中 入出RCA端子郡 | ||||||||||||||||||
A52. 点検中 入出RCA端子郡、 テフロン絶縁のRCA端子と交換出来ます。 | ||||||||||||||||||
A61. 点検中 電源電解コンデンサーの比較、中=25V/10000μ、両側=交換する、25V/15000μ。 | ||||||||||||||||||
C.修理状況 C01. 修理中 基板下の押さえブシュ、 溶けている。 |
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C02. 修理中 基板下の押さえブシュ跡、塗装を犯しているので、シンナー等の溶剤を使ったブシュ? | ||||||||||||||||||
C03. 修理後 基板下の押さえブシュ跡、 後々の為、塗装する。 | ||||||||||||||||||
C11. 修理前 基板 | ||||||||||||||||||
C112. 修理中 R側終段TR(トランジスター) | ||||||||||||||||||
C113. 修理中 L側終段TR(トランジスター) | ||||||||||||||||||
C12. 修理後 基板 電解コンデンサー31個、ダイオード4個、フイルムコンデンサー4個交換 | ||||||||||||||||||
C13. 修理前 基板裏 | ||||||||||||||||||
C14. 修理(半田補正)後 基板裏、 半田を全部やり直す。 | ||||||||||||||||||
C15. 完成基板裏 洗浄後コーテング材を塗る | ||||||||||||||||||
C16. 完成基板裏 スペンサーを取り付ける | ||||||||||||||||||
C17. 修理中 メインVR清掃・点検、カシメ構造なので清掃のみ | ||||||||||||||||||
C21. 修理前 AMP基板 | ||||||||||||||||||
C22. 修理後 AMP基板 | ||||||||||||||||||
C23. 修理前 AMP基板裏 | ||||||||||||||||||
C24. 修理(半田補正)後 AMP基板裏、 半田を全部やり直す。 | ||||||||||||||||||
C25. 完成AMP基板裏 洗浄後コーテング材を塗る | ||||||||||||||||||
C31. 修理前 R側AMP基板 | ||||||||||||||||||
C32. 修理後 R側AMP基板 | ||||||||||||||||||
C33. 修理前 R側AMP基板裏 | ||||||||||||||||||
C34. 修理(半田補正)後 R側AMP基板裏、 半田を全部やり直す。 | ||||||||||||||||||
C35. 完成R側AMP基板裏 洗浄後コーテング材を塗る | ||||||||||||||||||
C41. 修理前 L側AMP基板 | ||||||||||||||||||
C42. 修理後 L側AMP基板 | ||||||||||||||||||
C43. 修理前 L側AMP基板裏 | ||||||||||||||||||
C44. 修理(半田補正)後 L側AMP基板裏、 半田を全部やり直す。 | ||||||||||||||||||
C45. 完成L側AMP基板裏 洗浄後コーテング材を塗る | ||||||||||||||||||
C51. 修理前 EQ基板 | ||||||||||||||||||
C52. 修理後 EQ基板 | ||||||||||||||||||
C53. 修理前 EQ基板裏 | ||||||||||||||||||
C54. 修理(半田補正)後 EQ基板裏、 半田を全部やり直す。 | ||||||||||||||||||
C55. 完成 EQ基板裏 洗浄後コーテング材を塗る | ||||||||||||||||||
C61. 修理前 MC基板 | ||||||||||||||||||
C62. 修理後 MC基板 | ||||||||||||||||||
C63. 修理前 MC基板裏 | ||||||||||||||||||
C64. 修理(半田補正)後 MC基板裏、 半田を全部やり直す。 | ||||||||||||||||||
C65. 完成MC基板裏 洗浄後コーテング材を塗る | ||||||||||||||||||
C71. 修理前 電源基板 | ||||||||||||||||||
C72. 修理後 電源基板 | ||||||||||||||||||
C73. 修理前 電源基板裏 | ||||||||||||||||||
C74. 修理(半田補正)後 電源基板裏、 半田を全部やり直す。 | ||||||||||||||||||
C75. 完成電源基板裏 洗浄後コーテング材を塗る | ||||||||||||||||||
C81. 修理前 +側電源基板 | ||||||||||||||||||
C82. 修理後 +側電源基板 | ||||||||||||||||||
C83. 修理前 +側電源基板裏 | ||||||||||||||||||
C84. 修理(半田補正)後 +側電源基板裏、 半田を全部やり直す。 | ||||||||||||||||||
C85. 完成 +側電源基板裏 洗浄後コーテング材を塗る | ||||||||||||||||||
C91. 修理前 −側電源基板 | ||||||||||||||||||
C92. 修理後 −側電源基板 | ||||||||||||||||||
C93. 修理前 −側電源基板裏 | ||||||||||||||||||
C94. 修理(半田補正)後 −側電源基板裏、 半田を全部やり直す。 | ||||||||||||||||||
C95. 完成 −側電源基板裏 洗浄後コーテング材を塗る | ||||||||||||||||||
CA1. 修理前 SWのカップリング、「ユニバーサル型」でないので、「ブレ」を吸収しない | ||||||||||||||||||
CA2. 修理後、タイト製のユニバーサル・カップリングを使用、 シャフトの錆も出来るだけ落とす。 | ||||||||||||||||||
CA3. 修理中 絶縁シート+押さえが少し浮いている? | ||||||||||||||||||
CA3. 修理中 絶縁シートが小さい、これではPSE法の耐電圧1000Vに耐えられるか? | ||||||||||||||||||
CA4. 修理後 電源トランス、大型の絶縁紙を敷く、2枚重ねる。 | ||||||||||||||||||
CB1. 修理前 入出力RCA端子 | ||||||||||||||||||
CB2. 修理(交換)後 入出力RCA端子、太いケーブルを使用出来るよう、接着材を使用する。 | ||||||||||||||||||
CB3. 修理前 入出力RCA端子裏 | ||||||||||||||||||
CB4. 修理(交換)後 入出力RCA端子裏、太いケーブルを使用出来るよう、接着材を使用する。 | ||||||||||||||||||
CC1. 修理前 SP接続端子、電源コード | ||||||||||||||||||
CC2. 修理中 3Pインレット取り付け加工中、ポンチを打ち細いドリルで穴開け。 | ||||||||||||||||||
CC4. 修理後 SP接続端子、電源コードをインレットソケットに交換。 | ||||||||||||||||||
CC5. 修理前 SP接続端子裏、電源コード裏。 | ||||||||||||||||||
CC6. 修理後 SP接続端子裏、インレットソケット裏、太いケーブルを使用出来るよう、接着材を使用する。 | ||||||||||||||||||
CC7. 修理中 軸やスペサーも錆止めをする、上軸処理済み。 | ||||||||||||||||||
CD1. 交換部品 | ||||||||||||||||||
CD2. 交換部品、 剥けた電解コンデンサー | ||||||||||||||||||
CE1. 修理前 上から見る | ||||||||||||||||||
CE2. 修理後 上から見る | ||||||||||||||||||
E. 測定・調整 E1. 出力・歪み率測定・調整 「見方」。 上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。 |
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E21. CD,50Hz入力、R側SP出力電圧15V=28W、 0.22%歪み。 L側SP出力電圧15V=28W、 0.29%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
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E22. CD,100Hz入力、R側SP出力電圧15V=28W、 0.23%歪み。 L側SP出力電圧15V=28W、 0.27%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
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E23. CD,500Hz入力、R側SP出力電圧15V=28W、 0.25%歪み。 L側SP出力電圧15V=28W、 0.25%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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E24. CD,1kHz入力、R側SP出力電圧15V=28W、 0.24%歪み。 L側SP出力電圧15V=28W、 0.23%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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E242. CD,1kHz入力、R側SP出力電圧10V=12.5W、 0.09%歪み。 L側SP出力電圧10V=12.5W、 0.085%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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E25. CD,5kHz入力、R側SP出力電圧15V=28W、 0.15%歪み。 L側SP出力電圧15V=28W、 0.15%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
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E26. CD,10kHz入力、R側SP出力電圧15V=28W、 0.087%歪み。 L側SP出力電圧15V=28W、 0.088%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
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E27. CD,50kHz入力、R側SP出力電圧15V=28W、 0.032%歪み。 L側SP出力電圧15V=28W、 0.030%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 |
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E28. CD,100kHz入力、R側SP出力電圧10V=12.5W、 0.69%歪み。 L側SP出力電圧10V=12.5W、 0.67%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 この当たりから、フイルターが効いてきます。 |
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E31. MM,50Hz入力、R側SP出力電圧14.5V=26.3W、 0.35%歪み。 L側SP出力電圧15V=28W、 0.21%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
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E32. MM,100Hz入力、R側SP出力電圧14.5V=26.3W、 0.42%歪み。 L側SP出力電圧15V=28W、 0.39%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
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E33. MM,500Hz入力、R側SP出力電圧15V=28W、 0.37%歪み。 L側SP出力電圧15V=28W、 0.36%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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E34. MM,1kHz入力、R側SP出力電圧15V=28W、 0.34%歪み。 L側SP出力電圧15V=28W、 0.33%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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E35. MM,5kHz入力、R側SP出力電圧15V=28W、 0.25%歪み。 L側SP出力電圧15V=28W、 0.24%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
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E36. MM,10kHz入力、R側SP出力電圧15V=28W、 0.14%歪み。 L側SP出力電圧15V=28W、 0.14%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
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E37. MM,50kHz入力、R側SP出力電圧14V=24.5W、 0.044%歪み。 L側SP出力電圧14V=24.5W、 0.042%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 |
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E38. MM,100kHz入力、R側SP出力電圧10V=12.5W、 0.075%歪み。 L側SP出力電圧10V=12.5W、 0.074%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 この当たりから、フイルターが効いてきます。 |
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E4. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。 | ||||||||||||||||||
E6. 完成 24時間エージング。 左は「Dynaco Mark V. 3台目」、中は「Dynaco Mark V. 4台目」。 | ||||||||||||||||||
S. MusicalFidelity A−1. の仕様(マニアル・カタログより) | ||||||||||||||||||
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