Michaelson & Austin TVA−1 4台目修理 | ||||||||||||||||||||||
寸評
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平成15年8月9日到着 10月3日完成 | ||||||||||||||||||||||
A. 修理前の状況
B. 原因
C. 修理状況
D. 使用部品
E. 調整・測定 F. 修理費 95,000円 お馴染み様価格=3台目より、オーバーホール修理。 但し、真空管は別途です。 G. 参考 S. Michaelson & Austin TVA−1 の仕様(マニアルより) |
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A. 修理前の状況 A11. 修理前の点検、 上から見る |
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A12. 修理前の点検、 下から見る カソード抵抗が2本交換して有る。 又、ヒータートランスが増設してある。 | ||||||||||||||||||||||
A21. 修理前の点検、 改良された出力トランス 2次巻き線は細い線を並列で使用。 しかし半田付けは最低、とんがりが沢山出ている |
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A22. 修理前の点検、 高圧電解コンデンサーは350WV/1000μ本来は400WV/1200μのはずです | ||||||||||||||||||||||
A23. 修理前の点検、 電解コンデンサーが液漏れして交換してある、黒くなっている所が電解液が漏れた所。 電解コンデンサーの液は、ステンレス鋼板でもこの様に犯す。 |
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A31. 修理前の点検、 KT−88のヒーター回路がいじられている。 12V+6V=18Vにして、抵抗で落としている、これでは6V巻き線の電流容量が足らない。 KT−88及び12AX7の規格表があれば解ること! |
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A32. 修理前の点検、 電源トランスの1次巻き線が100Vと120Vのタップ両方が接続してある。 KT−88がパンクして、電解コンデンサー液漏れしたので、120Vに100Vを入力して、高圧を下げたのでしょう? 真空管を知らない初心者が少ない知識で考え、到達した結論か? |
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A4. 修理前の点検、 放熱の為、スリッロが空いている | ||||||||||||||||||||||
A5. 修理前の点検、 KT−88のソケット比較 中=交換するステアタイト製、両側=古いモールド製 | ||||||||||||||||||||||
A6. 修理前の点検、 応急処置で出力・歪み測定。 R側=18V=40W 歪み率=3% 400HZ。 L側=17V=36W 歪み率=2.8% 400HZ。 |
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A71. 修理前の点検 ユーザーが購入し送られてきたKT−88 4本。 未使用新品とのことですが長期在庫で足が腐食している。 取りあえずは問題無いだろうが、後々の真空管の抜き差しに不安が残る。 平成16年3月再修理(6ヶ月後)、この真空管が足の接触不良で、カソード抵抗が、焼けました。 |
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A72. 修理前の点検 白箱もセロテープが粘着力を失っている、これはかなりの年数 | ||||||||||||||||||||||
A73. 修理前の点検 足ピンの拡大 | ||||||||||||||||||||||
A74. 修理前の点検 足ピンの拡大 | ||||||||||||||||||||||
C. 修理状況 C11. 修理前 前段AMP基板 ソケットは交換して有る |
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C12. 修理後 前段AMP基板 真空管ソケット4個、電解コンデンサー5個、フイルムコンデンサー4個交換 | ||||||||||||||||||||||
C13. 修理前 前段AMP基板裏 手抜きで引き出し線がみな銅箔に半田付け これでは銅箔が直ぐに剥離する | ||||||||||||||||||||||
C14. 修理前 前段AMP基板裏 意味のない銅箔カットがある | ||||||||||||||||||||||
C15. 修理(半田補正)後 前段AMP基板裏 | ||||||||||||||||||||||
C21. 修理前 整流・バイアス基盤 | ||||||||||||||||||||||
C22. 修理後 整流・バイアス基盤 整流ダイオード5個、半固定VR4個、電解コンデンサー5個、フイルムコンデンサー交換 | ||||||||||||||||||||||
C23. 修理前 整流・バイアス基盤裏 液漏れの後がある | ||||||||||||||||||||||
C24. 修理(半田補正)後 整流・バイアス基盤裏 | ||||||||||||||||||||||
C25. 修理前 高圧電解コンデンサー | ||||||||||||||||||||||
C26. 修理後 高圧電解コンデンサー 最終に使用したのは3900μ/400WV 2本 | ||||||||||||||||||||||
C31. 修理前 RCA端子 | ||||||||||||||||||||||
C32. 修理後 RCA端子 | ||||||||||||||||||||||
C33. 修理前 SP端子 | ||||||||||||||||||||||
C34. 修理後 SP端子 | ||||||||||||||||||||||
C41. 修理前 KT88周り、2本のKT−88がショウトし安全抵抗が焼き切れ、交換した。 セメント抵抗が7Wから10Wに交換されている、安全抵抗の意味が無い! |
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C42. 修理前 KT88のSG抵抗がラグ板に半田付けしていない。 勤勉な英国人も忘れる! | ||||||||||||||||||||||
C43. 修理後 KT−88周り、KT−88のSGをプレート/出力トランスへ切り替えている。 KT−88 おのおのに1個のリレー使用。 これで「三結」と「五結」の違いが解る。 |
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C51. 修理前 トランス端子の下手な半田付け L側 | ||||||||||||||||||||||
C52. 修理後 トランス端子の半田付け L側 | ||||||||||||||||||||||
C53. 修理前 トランス端子の下手な半田付け R側 | ||||||||||||||||||||||
C54. 修理後 トランス端子の半田付け R側 | ||||||||||||||||||||||
C6. 突入電流抑制回路。 詳しくはこちら | ||||||||||||||||||||||
C71. 修理前 上から見る | ||||||||||||||||||||||
C72. 修理後 上から見る | ||||||||||||||||||||||
C73. 修理前 下から見る | ||||||||||||||||||||||
C74. 修理後 完成 下から見る | ||||||||||||||||||||||
C75. 修理後 完成 前上から見る | ||||||||||||||||||||||
C76. 修理後 完成 後から見る 右端がSG切り替えSW | ||||||||||||||||||||||
C8. 修理後 何と底板はアルミ製、念のためリレー部下にはゴムを張る | ||||||||||||||||||||||
C9. 交換部品 | ||||||||||||||||||||||
E. 調整・測定 E1. 調整・出力測定 |
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E211. (UL接続)SP出力22V=60.5W 歪み率=0.18% 1000HZ | ||||||||||||||||||||||
E22. (UL接続)SP出力24V=72W 歪み率=1.6% 400HZ | ||||||||||||||||||||||
E31. (三結接続)SP出力18V=40.5W 歪み率=0.19% 1000HZ | ||||||||||||||||||||||
E32. (三結接続)SP出力18V=40.5W 歪み率=0.2% 400HZ | ||||||||||||||||||||||
E4. 残留雑音 1.7mV 1000mV=1V | ||||||||||||||||||||||
E6. 12時間エージング中。 | ||||||||||||||||||||||
G. 参考 F1. 電圧を下げた理由が解りました(推測) 付いていた6550をテストで使用したら1本が内部放電し、空気が入りました |
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F2. 各メーカーのKT88外観比較 左端=TESLA(4台目に新規使用)。 中左=KingDragon(4台目に付属)。 中右=Svetlana(3台目に新規使用)。 右端= electro-harmonix 6550。 |
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S. Michaelson & Austin TVA−1 の仕様(マニアルより) | ||||||||||||||||||||||
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tva1-4-1f | ||||||||||||||||||||||
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