Mcintosh MC60. 3台目修理記録 |
4台目とペアーです 平成19年8月28日持込 11月19日完成 |
A. 修理前の状況
T. 仮修理での測定 B. 原因
C. 修理状況
D. 使用部品/1台分
E. 調整・測定 F. 修理費 50,000円 「オーバーホール修理」 「但し、真空管は別途」 このクラスのKT−88は良質な物を選択すること。 又、前段12AX7/ECC83と直結なので、こちらも同様の配慮が必要。 |
A. 修理前の状況 A11. 点検中 上から見る |
A12. 点検中 左「入出力端子」側から見る |
A13. 点検中 右側から見る |
A14. 点検中 下から見る |
A21. 点検中 下蓋を見る、 塗装されている |
A22. 点検中 下蓋内側を見る |
A23. 点検中 下蓋内側を見る、McIntoshのネームプレート止めネジが1個破損 |
A24. 点検中 下蓋内側を見る、コンデンサーのパラフィンが溶け出している |
A25. 点検中 基板見る、パラフィンが溶け出したコンデンサー、やがて容量抜けが始まり、最終的には短絡する |
A31. 点検中 交換するUSソケット、MT9ピンソケットの比較 |
A32. 点検中 真空管ソケット下配線 |
A41. 点検中 基板 |
A42. 点検中 基板裏、銀粉がすこし掛かっている |
A51. 点検中 整流管5Z4 4本 |
A52. 点検中 出力管6550 4本 |
A53. 点検中 点検中 出力管6550 の比較、左端は新品の6550、右端は新品のKT88 |
T. 修理前の測定 T1. 出力・歪み率測定 <見方> 下段左端 オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、出力を測定 下段中左 オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル) 下段中右上=周波数計 上段左端 電圧計=L側出力電圧測定、黒針のみ使用 上段中左 歪み率計=出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力 上段中右 電圧計=R側出力電圧測定、赤針のみ使用 上段右端 オシロ=出力波形 上=R出力、下=L出力(実際にはRL電圧計の出力「Max1V」を観測) 下段中右上 デジタル電圧計=R出力電圧測定 下段中右下 デジタル電圧計=L出力電圧測定 |
T21. SP出力21V=55W 歪み率=3% 1000HZ |
T22. SP出力21V=55W 歪み率=5% 400HZ |
T3. 使用真空管 |
C. 修理状況 C11. 修理前 ソケット回り配線 |
C12. 修理中 KT−88回りの配線を外す、前回の修理で交換した抵抗の足が取り外していない、又、配線は突っ込み。 |
C13. 修理中 前段12AX7/12BH7ソケット回りの配線を外す。 |
C21. 修理前 基板 |
C22. 修理後 基板、左端未半田は渡りが有る為 |
C23. 修理前 基板裏 |
C24. 修理(ハンダ補正)後 基板裏、右端未半田は渡りが有る為 |
C31. 修理前 RCA端子、絶縁が割れている |
C32. 修理後 RCA端子、RCA端子交換、ツマミ交換(支給品) |
C41. 修理前 ソケット回り配線 |
C42. 修理後 ソケット回り配線 |
C5. 交換部品 |
C61. 修理前 上から |
C62. 修理後 上から |
C63. 修理前 下から |
C64. 修理後 下から |
E. 調整・測定 E1. 調整・出力測定 <見方> 下段左端 オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、出力を測定 下段中左 オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル) 下段中右上=周波数計 上段左端 電圧計=L側出力電圧測定、黒針のみ使用 上段中左 歪み率計=出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力 上段中右 電圧計=R側出力電圧測定、赤針のみ使用 上段右端 オシロ=出力波形 上=R出力、下=L出力(実際にはRL電圧計の出力「Max1V」を観測) 下段中右上 デジタル電圧計=R出力電圧測定 下段中右下 デジタル電圧計=L出力電圧測定 |
E2. SP出力23V=66W 歪み率=0.8% 1000HZ |
E3. SP出力23V=66W 歪み率=0.8% 400HZ |
E4. 24時間エージング中 |
E5. 整流管の比較、両サイドが5U4G、真ん中の二つが5AR4 で左がHiFi用で袴が金属製 5AR4は傍熱型でヒーター電流が1.9Aと少ない、5U4は3A。 |
mc60-3y |
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