McIntosh C22 修理記録
平成13年12月
A. 修理前の状況
   症状はプリの電源を切るときに「ぶりぶり、ボツッ」とスピーカーから出る。
   8月のお盆に修理を依頼。
   11月手元に届きましたが、外部に別電源回路が取り付いてもどってきた。

B. 症状、原因
   電源の平滑回路のコンデンサー抜け
   それと、昔のAMPにはSP接続遅延リレー/プリAMP出力遅延回路が無いので、
   電源SWを切手も音が直ぐに消えず、引きずりながら消える。
   基本的には上記遅延回路を組み込むのが根本対策なので、今回組み込む。

C. 修理状況
   平滑回路のコンデンサー取り付け。
   プリAMP出力遅延回路、電源OFFじは直ぐに切断する。
   経年劣化による各部ハンダ補正

D. 使用部品
   電解コンデンサイー      4個
   抵抗               3個
   TR(トランジスター)      2個
   リレー               1個
   ダイオ−ド            4個

E. 修理費  23,000円    「通常修理」

S. Mcintosh C22 の仕様(カタログ・マニアルより)
1. 電源回路が外着けされている。
        これでは、商品の価値を下げるので、改造ではなく改悪である。
2. 使用してあるのは、年代物の、高価な製品。
3. 下手な半田付け。
4. コンデンサーを取り付ける。(黒いの2個)
5. 時代の進歩は凄まじく、取り付けコンデンサー=150μ、上の古いでかいの=80μ。
6. 出力遅延リレー取り付け。
   出力回路をアースに抵抗を介して落とす方式にした。
   約40dB下がる。 立ち上がり遅延時間は15秒ににした。無論切りは瞬時。
7. 上から見る。
8. 24時間エージング。
S. Mcintosh C22 の仕様(マニアル・カタログより)
型式 管球式コントロールアンプ C22
周波数特性 20Hz〜20kHz、 +-0.5dB
全高調波歪率 0.2%以下(出力10V)、0.02%以下(出力3V)
入力感度/インピーダンス
2.5V OutPut
Phono1、2 = 2mV/47kΩ(1kHz)。
Microphone = 2.5mV/47kΩ(1kHz)。
Aux1、2 = 250mV/250kΩ。
TAPE1.2 = 250mV/250kΩ。 Tuner/CD = 250mV/250kΩ。
SN比 SN比=85dB(ハイレベル)、SN比=62.5dB(ローレベル)
Bass Control +-20dB at 20Hz
Treble Control +-20dB at 20kHz
LF Filter CutOff Below 50Hz (Down 30dB @20Hz)
HF Filter CutOff Above 5kHz (Down 30dB @20kHz)
使用真空管 12AX7(ECC83)×6本
定格消費電力 最大34W
ACアウトレット スイッチド(4)、アンスイッチド(1)
外形寸法 幅406.4mm×高さ138mm×奥行330.2mm
重量 約7.3kg
定価 1962〜1972年発売。
(2009年復刻版)¥693,000
                        mac-c22a
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