KENWOOD KA−7100 修理記録 |
平成14年2月5日到着 2月23日完成 |
- 修理前の状況
DCアンプの初期の製品で、長い間使っていなかったのでガリ音が激しく、ボリュームVR(VolumeResistance)をいじっていたらボリュームのツマミが内部と接続している部分とが外れてしまったようでカラカラ回ります。
ツマミ部分は固定してあるらしく取り外すこともできません。
メーカーは古い製品なので修理不可とのこと。
- 原因
FET等の部品の劣化。
- 修理状況
SP(speaker)接続リレー交換。
メインAMPのバランス/バイアス半固定VR交換、13mmΦ高級品。
メインAMPの初段TR/FET交換
メインVR解体修理
取り外し、各基板の半田不良を 修理します、所謂、半田補正作業。
電解コンデンサーの交換・増量もします。
配線手直し、補強
- 使用部品
SP接続リレー 1個
バランス/バイアス半固定VR 4個
FET(電界トランジスター) 2個
電解コンデンサー 4個
抵抗 2個
- 修理費 22,000円 <通常 修理>
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1 .コントロール基板の取り出し、メインVR取り出し。 |
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2. メインVRの解体し、 修理する、この時代のは、分解できる。 |
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3. コントロール基板の半田補正作業終了。 |
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4. SWの止めネジ追加し取り付ける
メー−カーは、半分しか止めてない、1個1円にも満たないが、人件費削減のため省略する。 |
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5. パネル/ツマミの洗浄、黄色いのはタバコのヤニ。 |
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6. 終段TR(トランジスター)バイアス/バランス半固定VR交換、初段FET(電界トランジスター)交換。 |
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7. SP接続リレー交換、左=古い物、右=交換した接点容量1.5倍の物。 |
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8. 出力/歪み率測定・調整 |
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9. SP出力22V=60W出力 0.1%歪み 400HZ。 |
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10. SP出力22V=60W出力 0.1%歪み 1000HZ。 |
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11. 完成、上から見る。 |
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12. 完成、下から見る。
4本の電解コンデンサー増量取り付け |
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13. 24時間エージング |
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