Marantz SM−9. 2台目修理記録 | ||||||||||||||||||||||||
2017/1/18到着 7/29完成 | ||||||||||||||||||||||||
A. 修理前の状況
B. 症状、原因
C. 修理状況
K. 裏パネル加工・塗装 D. 使用部品
E. 調整・測定 G. 修理費 141,500円 オ−バ−ホ−ル修理 Y. ユーザー宅の設置状況 S. Marantz SM−9 の仕様(マニアルより) |
||||||||||||||||||||||||
A. 修理前の状況。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 A11. 点検中 前から見る |
||||||||||||||||||||||||
A12. 点検中 前右から見る | ||||||||||||||||||||||||
A13. 点検中 後から見る | ||||||||||||||||||||||||
A14. 点検中 後左から見る | ||||||||||||||||||||||||
A15. 点検中 上から見る | ||||||||||||||||||||||||
A21. 点検中 下前から見る | ||||||||||||||||||||||||
A22. 点検中 下前左から見る | ||||||||||||||||||||||||
A23. 点検中 下後から見る | ||||||||||||||||||||||||
A24. 点検中 下後右から見る | ||||||||||||||||||||||||
A25. 点検中 下から見る | ||||||||||||||||||||||||
A31. 点検中 電源ブロック電解コンデンサー見る。 頭のビニールは膨らんでいない。 | ||||||||||||||||||||||||
A32. 点検中 電源ブロック電解コンデンサーを下から見る。 右3本に液漏れらしき跡が見られる。 | ||||||||||||||||||||||||
A41. 点検中 電源コード取り付け。 | ||||||||||||||||||||||||
A42. 点検中 電源コード取り付け。 3Pインレットに交換可能。 | ||||||||||||||||||||||||
A51. 点検中 入力RCA端子。 | ||||||||||||||||||||||||
A52. 点検中 入力RCA端子。 日本製削り出し電極製に交換可能。 | ||||||||||||||||||||||||
A61. 点検中 R側終段TR(トランジスター)。 短絡し、全滅です。 | ||||||||||||||||||||||||
A71. 点検中 L側終段TR(トランジスター)の測定。
|
||||||||||||||||||||||||
A72. 点検中 L側終段TR(トランジスター)2SC2589測定、ICEO=50mAで測定。Hfe=38 | ||||||||||||||||||||||||
A73. 点検中 L側終段TR(トランジスター)2SC2589−2測定、ICEO=50mAで測定。Hfe=29 | ||||||||||||||||||||||||
A74. 点検中 L側終段TR(トランジスター)2SA1109測定、ICEO=50mAで測定。Hfe=92 | ||||||||||||||||||||||||
A75. 点検中 L側終段TR(トランジスター)2SA1109測定、ICEO=50mAで測定。Hfe=104 | ||||||||||||||||||||||||
A81. 点検中 交換する終段TR(トランジスター)の選別中。 | ||||||||||||||||||||||||
A82. 点検中 選別し、選んだ交換する終段TR(トランジスター)。 | ||||||||||||||||||||||||
C. 修理状況。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 C11. 修理前 R側終段ブロック。 短絡し、全滅です。 |
||||||||||||||||||||||||
C12. 修理後 R側終段ブロック。 TR(トランジスター)4個交換。 | ||||||||||||||||||||||||
C13. 修理前 R側終段ブロック裏 | ||||||||||||||||||||||||
C14. 修理中 R側終段ブロック裏、TR(トランジスター)取り付け基板。 | ||||||||||||||||||||||||
C15. (半田補正)後 R側終段ブロック裏、TR(トランジスター)取り付け基板。全ての半田をやり修す。 | ||||||||||||||||||||||||
C16. 完成R側終段ブロック裏、TR(トランジスター)取り付け基板。 余分なフラックスを落として、コート液を塗る。 | ||||||||||||||||||||||||
C17. 修理後 R側終段ブロック裏 | ||||||||||||||||||||||||
C18. 修理前 R側終段放熱器裏。 | ||||||||||||||||||||||||
C19. 修理後 R側終段放熱器裏。 | ||||||||||||||||||||||||
C21. 修理前 R側終段基板 | ||||||||||||||||||||||||
C212. 修理中 R側終段基板。 焼損して割れた前段TR(トランジスター)。 | ||||||||||||||||||||||||
C213. 修理中 R側終段基板。 焼損して割れた前段TR(トランジスター)2。 | ||||||||||||||||||||||||
C214. 修理中 R側終段基板。 焼損した抵抗。 | ||||||||||||||||||||||||
C22. 修理後 R側終段基板 FET(電解トランジスター)1個、TR(トランジスター)11個、電解コンンサー5個、半固定VR2個、抵抗3個交換 | ||||||||||||||||||||||||
C23. 修理前 R側終段基板裏 | ||||||||||||||||||||||||
C24. 修理(半田補正)後 R側終段基板裏 全半田やり直す | ||||||||||||||||||||||||
C25. 完成 R側終段基板裏。 不要なフラックスを取り、コート液を塗布。 | ||||||||||||||||||||||||
C31. 修理前 L側終段ブロック。 TR(トランジスター)4個交換。 | ||||||||||||||||||||||||
C32. 修理後 L側終段ブロック | ||||||||||||||||||||||||
C33. 修理前 L側終段ブロック裏 | ||||||||||||||||||||||||
C34. 修理中 L側終段ブロック裏、TR(トランジスター)取り付け基板。 | ||||||||||||||||||||||||
C35. (半田補正)後 L側終段ブロック裏、TR(トランジスター)取り付け基板。全ての半田をやり修す。 | ||||||||||||||||||||||||
C36. 完成L側終段ブロック裏、TR(トランジスター)取り付け基板。 余分なフラックスを落として、コート液を塗る。 | ||||||||||||||||||||||||
C37. 修理後 L側終段ブロック裏 | ||||||||||||||||||||||||
C38. 修理前 L側終段放熱器裏。 | ||||||||||||||||||||||||
C39. 修理後 L側終段放熱器裏。 | ||||||||||||||||||||||||
C41. 修理前 L側終段基板 | ||||||||||||||||||||||||
C42. 修理後 L側終段基板 FET(電解トランジスター)1個、TR(トランジスター)11個、電解コンンサー5個、半固定VR2個、抵抗3個交換 | ||||||||||||||||||||||||
C43. 修理前 L側終段基板裏 | ||||||||||||||||||||||||
C432. 修理前 L側終段基板裏。終段TR(トランジスター)が短絡したので、短絡電流で焼き切れた銅箔。 | ||||||||||||||||||||||||
C44. 修理(半田補正)後 L側終段基板裏 全半田やり直す | ||||||||||||||||||||||||
C45. 完成 L側終段基板裏。 不要なフラックスを取り、コート液を塗布。 | ||||||||||||||||||||||||
C51. 修理前 定電圧・プロテクト基板 | ||||||||||||||||||||||||
C512. 修理中 定電圧・プロテクト基板。電解コンデンサー固定用の接着材、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。 | ||||||||||||||||||||||||
C513. 修理前 定電圧・プロテクト基板。 電解コンデンサー固定用の接着材を取り除いて、防湿材を塗る。 | ||||||||||||||||||||||||
C52. 修理後 定電圧・プロテクト基板。 SP接続リレー、電解コンンサー9個、半固定VR2個交換。 | ||||||||||||||||||||||||
C53. 修理前 定電圧・プロテクト基板裏 | ||||||||||||||||||||||||
C54. 修理(半田補正)後 定電圧・プロテクト基板裏 全半田やり直す。後付抵抗は表へ移動。 | ||||||||||||||||||||||||
C55. 完成定電圧・プロテクト基板裏。 不要なフラックスを取り、コート液を塗布。 | ||||||||||||||||||||||||
C60. 修理中 後パネルを取り修理中 | ||||||||||||||||||||||||
C61. 修理前 電源コード取り付け。 | ||||||||||||||||||||||||
C62. 修理(加工)中 電源ケーブル挿入部、3Pインレット取り付け穴を開ける、ハンドツールなので時間がかかる。 | ||||||||||||||||||||||||
C63. 修理(加工)中 電源ケーブル挿入部、3Pインレット取り付け穴を開け、軽く塗装後。 | ||||||||||||||||||||||||
C64. 修理後 3Pインレット取り付け。 FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ使用。 | ||||||||||||||||||||||||
C65. 修理後 3Pインレット取り付け。 アースも取り付ける。 | ||||||||||||||||||||||||
C71. 修理前 入力RCA端子。 | ||||||||||||||||||||||||
C72. 修理(交換)後 入力RCA端子。 日本製削り出し電極製に交換。 | ||||||||||||||||||||||||
C81. 修理前 電源ブロック電解コンデンサーを下から見る。 | ||||||||||||||||||||||||
C82. 修理(交換)後 電源の電源ブロック電解コンデンサー。フイルムコンデンサー4個、フューズ4個追加。
|
||||||||||||||||||||||||
C91. 修理前 R側前段部電源ブロック電解コンデンサー。 | ||||||||||||||||||||||||
C92. 修理後 R側前段部電源ブロック電解コンデンサー。フイルムコンデンサー2個追加。 | ||||||||||||||||||||||||
C93. 修理前 L側前段部電源ブロック電解コンデンサー。 | ||||||||||||||||||||||||
C94. 修理前 L側前段部電源ブロック電解コンデンサー。フイルムコンデンサー2個追加。 | ||||||||||||||||||||||||
CA1. 前面パネルを外し修理中 | ||||||||||||||||||||||||
CB1. 前面パネル清掃中 | ||||||||||||||||||||||||
CC1. 交換部品 | ||||||||||||||||||||||||
CC2. 交換部品、SP接続リレー。左=交換した物 15A/250V、右=付いていた物 7A/250V。 | ||||||||||||||||||||||||
CD1. 修理前 上から見る | ||||||||||||||||||||||||
CD2. 修理後 上から見る | ||||||||||||||||||||||||
CD3. 修理前 下から見る | ||||||||||||||||||||||||
CD4. 修理後 下から見る | ||||||||||||||||||||||||
K. 裏パネル加工・塗装。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 K11. 修理前 後パネル。 |
||||||||||||||||||||||||
K12. 修理(塗装)後 後パネル。 | ||||||||||||||||||||||||
E. 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 E0. 出力・歪み率測定・調整。 「見方」。 上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。 |
||||||||||||||||||||||||
E1. 50Hz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0196%歪み。 L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0203%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
||||||||||||||||||||||||
E2. 100Hz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0132%歪み。 L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0140%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
||||||||||||||||||||||||
E3. 500Hz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0119歪み。 L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0126%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
||||||||||||||||||||||||
E4. 1kHz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0137%歪み。 L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0142%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
||||||||||||||||||||||||
E5. 5kHz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0142%歪み。 L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0147%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
||||||||||||||||||||||||
E6. 10kHz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0128%歪み。 L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0138%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
||||||||||||||||||||||||
E7. 20kHz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0155%歪み。 L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0158%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。 |
||||||||||||||||||||||||
E8. 1kHz入力、R側SP出力電圧20V=50W出力、 0.00871%歪み。 L側SP出力電圧20V=50W出力、 0.00960%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
||||||||||||||||||||||||
E9. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。 | ||||||||||||||||||||||||
EA. 0dB=VUメータ測定・調整、1Khz 150W出力。 | ||||||||||||||||||||||||
EB. 完成 24時間エージング、 左はYAMAHA B−1. 15台目 | ||||||||||||||||||||||||
Y. ユーザー宅の設置状況。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 Y1. 設置状況. |
||||||||||||||||||||||||
S. Marantz SM−9 の仕様(カタログ・マニアルより) | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
sm-9_22m | ||||||||||||||||||||||||
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した物です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。 写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。 Copyright(C) 2023 Amp Repair Studio All right reserved. |