Marantz 510 修理記録
平成15年9月12日到着  10月23日完成
A. 修理前の状況
  • すでに購入後26年を経過しております。
    また、日本製ではなく 米国Marantzの製品です。  オーバーホール修理希望。

B. 症状、原因
  • 電解コンデンサー劣化。

C. 修理状況
  • 電解コンデンサー交換=オーディオ・コンデンサー(ミューズ)使用。
    配線手直し、補強。
    経年劣化による各部ハンダ補正。

D. 使用部品
  • 半固定VR           6個。
    電解コンデンサー     26個。
    フイルムコンデンサー    2個。

E. 調整・測定

F. 修理費   95,000円   オーバーホール修理。

S. Marantz Model 510 の仕様(マニアル・カタログより)
  
A. 修理前の状況
A1. 点検中 上から見る
A2A. 点検中 後ろ
A2B. 点検中 埃でフアンの羽が覆われている、中の冷却フィンも埃が付いている
A3A. 点検中 上蓋のスポンジが劣化して「グズグズ」になっている
A3B. 点検中 掃除機で吸うと皆取れる
A4A. 点検中  電源突入電流抑制回路
C. 修理状況
C1A. 修理前  R側終段基板
C1B. 修理後  R側終段基板  電解コンンサー10個、半固定VR2個交換
C1C. 修理後  R側終段基板裏
C1D. 修理(半田補正)後  R側終段基板裏
C1E. 修理前 R側終段TR(トランジスター)基盤          
C1F. 修理(半田補正)後 R側終段TR(トランジスター)基盤
C1G. 完成 R側終段TR(トランジスター)
C2A. 修理前  L側終段基板
C2B. 修理後  L側終段基板   電解コンンサー10個、半固定VR2個交換
C2C. 修理前  L側終段基板裏
C2D. 修理(半田補正)後  L側終段基板裏
C2E. 修理前 L側終段TR(トランジスター)基盤
C2F. 修理(半田補正)後 L側終段TR(トランジスター)基盤
C2G. 完成 R側終段TR(トランジスター)
C3A. 修理前 全面パネル裏 左右にVUメーター 中央にVUメーターAMP
C3B. 修理後 全面パネル裏  電解コンンサー5個、半固定VR2個交換
C4A. 修理前 冷却フアン シールのスポンジがぼろぼろ
C4B. 修理後 冷却フアン
C5A. 修理前 電源突入電流抑制回路
C5B. 修理後  電源突入電流抑制回路 電解コンンサー1個交換
C6A. 修理前 VUメーターAMP基盤
C6B. 修理後 VUメーターAMP基盤  電解コンンサー5個、半固定VR2個交換
C6C. 修理前 VUメーターAMP基盤裏
C6D. 修理後 VUメーターAMP基盤裏
C7. 修理中 上蓋はスポンジを皆取る
C10. 交換部品
C11A. 修理前 上から見る 
C11B. 修理後 上から見る
E. 調整・測定
E1. 出力・歪み率測定・調整
E2A. SP出力=43V=231W出力 0.08%歪み 1000HZ入力
E2B. SP出力=43V=231W出力 0.07%歪み 400HZ入力
E2C. VUメーター校正 オーバーロードも点灯
E3. 完成 引き続き24時間エージング
S. Marantz Model 510 の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 ステレオパワーアンプ Model 510
出力 8Ω(定格出力時、両ch、20Hz〜20kHz)=500W(256W+256W)
全高調波歪率 0.1%以下(20Hz〜20000Hz)
混変調歪率 0.05%以下(定格出力時、両ch、SMPTE)
周波数特性 20Hz〜20kHz ±0.1dB/1W出力
入力感度 2V for 250W into 8Ω load with Gain Controls fully clockwise.
入力インピーダンス 25kΩ with Gain Controls fully clockwise.
ダンピング・ファクター 100以上
Total Noise better than 106dB below 250W Power(8Ω Load)
Gain Control(s) Dual
Meter Range Single: Off, 0 db (2.56 watts), +10 db (25.6 watts), +20db (128 watts, +3dB is 256 watts)
Peak Lamp(s) Yes
外形寸法 幅15 1/2×高さ6 1/4×奥行14インチ
重量 46lb
                      ma_510-12
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。
 Copyright(C) 2023 Amp Repair Studio All right reserved.