KYOCERA B−910. 2台目修理記録 | ||||||||||||||||||||||||||||||
平成24年4月6日到着 4月20日完成 | ||||||||||||||||||||||||||||||
A. 修理前の状況
T. 修理前点検測定 B. 原因
G. 下蓋 ガラリ鉄板・トランス取付ビス塗装 D. 使用部品
F. 修理費 128,000円 S. B−910の仕様(マニアルより) |
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A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 A11. 点検中 前から見る |
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A12. 点検中 前右から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||
A13. 点検中 右から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||
A14. 点検中 後から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||
A15. 点検中 後左から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||
A16. 点検中 左から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||
A17. 点検中 上から見る、ヒートシンクはハニカム構造。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
A18. 点検中 ヒートシンクを取り、上から見る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
A21. 点検中 下から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||
A23. 点検中 下前から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||
A24. 点検中 下前左から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||
A25. 点検中 下後から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||
A26. 点検中 下後右から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||
A31. 点検中 ずれて取り付けられた座金。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
A41. 点検中 焼けた「ブリッジ・ダイオード」。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
A42. 点検中 交換する「ブリッジ・ダイオード」。 左=交換する出力電流35A、左=付いている出力電流25A。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
A51. 点検中 入力RCA端子。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
A52. 点検中 入力RCA端子、 テフロン絶縁製に交換する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
A61. 点検中 SP接続端子 | ||||||||||||||||||||||||||||||
A61. 点検中 SP接続端子、 大型の絶縁付きに交換 | ||||||||||||||||||||||||||||||
A91. 点検中 終段TR(トランジスター)。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
A92. 点検中 交換する終段TR(トランジスター)。 2組48個購入し、より選別して2組12個使用。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
T. 修理前点検測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 T1. 出力・歪み率測定。 「見方」。 上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。 |
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T2. 1kHz入力、R側SP出力電圧1.4V=0.25W出力、 40.6%歪み。 L側SP出力電圧1.4V=0.25W出力、 40.9%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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C. 修理状況. C10. 修理中 左右側板+前パネルを取り、前から見る |
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C11. 修理中 R側アンプ | ||||||||||||||||||||||||||||||
C12. 修理前 R側アンプ | ||||||||||||||||||||||||||||||
C12. 修理後 R側アンプ、 終段TR(トランジスター)6個交換)。 2組48個購入し、より選別して2組12個使用。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C13. 修理前 R側アンプ裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C14. 修理中 R側放熱器の放熱シリコングリスの様子。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C15. 修理前 R側アンプ基板 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C16. 修理後 R側アンプ基板 バランス・バイアス調整用半固定VR2個、電解コンデンサー15個交換 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C17. 修理前 R側アンプ基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C172. 修理前 R側アンプ基板裏、 部品の足(端子)曲げ方向不良を治した、 曲げて有る所とこ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C173. 修理前 R側アンプ基板裏、 部品の足(端子)曲げ方向不良を治した、 曲げて有る所とこ2。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C174. 修理前 R側アンプ基板裏、 銅箔のレジストを取り、 半田ののりしろを増す。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C18. 修理(半田補正)後 R側アンプ基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C19. 完成R側アンプ基板裏 洗浄後防湿材を塗る | ||||||||||||||||||||||||||||||
C21. 修理中 L側アンプ | ||||||||||||||||||||||||||||||
C22. 修理前 L側アンプ | ||||||||||||||||||||||||||||||
C22. 修理後 L側アンプ、 終段TR(トランジスター)6個交換)。 2組48個購入し、より選別して2組12個使用。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C23. 修理前 L側アンプ裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C24. 修理中 L側放熱器の放熱シリコングリスの様子。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C25. 修理前 L側アンプ基板 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C26. 修理後 L側アンプ基板 バランス/バイアス調整用半固定VR2個、電解コンデンサー15個交換 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C27. 修理前 L側アンプ基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C272. 修理前 L側アンプ基板裏、 部品の足(端子)曲げ方向不良。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C273. 修理前 L側アンプ基板裏、 部品の足(端子)曲げ方向不良2。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C274. 修理前 R側アンプ基板裏、 銅箔のレジストを取り、 半田ののりしろを増す。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C28. 修理(半田補正)後 L側アンプ基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C29. 完成L側アンプ基板裏 洗浄後防湿材を塗る | ||||||||||||||||||||||||||||||
C31. 修理前 プロテクト基板 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C32. 修理後 プロテクト基板、リレー2個交換 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C33. 修理前 プロテクト基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C34. 修理(半田補正)後 プロテクト基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C35. 完成プロテクト基板裏 洗浄後防湿材を塗る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C41. 修理前 電源基板。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C412. 修理前 電源基板、設計段階で用意されたフューズ、コスト削減の為、除かれた。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C413. 修理前 電源基板、設計段階で用意されたフューズ2、コスト削減の為、除かれた。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C42. 修理後 電源基板 電解コンデンサー21個、ダイオード整流ブリッジ2個、整流ダイオード7個交換。フューズホルダ4個追加。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C43. 修理前 電源基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C432. 修理中 電源基板裏、足の曲げ方向を配慮して欲しい。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C432. 修理中 電源基板裏、足の曲げ方向を配慮して欲しい2。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C432. 修理中 電源基板裏、足の曲げ方向を配慮して欲しい3。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C44. 修理(半田補正)後 電源基板裏 半田を全部やり直す、フイルムコンデンサー4個追加。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C45. 完成電源基板裏 洗浄後防湿材を塗る | ||||||||||||||||||||||||||||||
C46. 修理前 電源基板、「ブリッジ・ダイオード」が焼損している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C47. 修理(交換)後 電源基板、「ブリッジ・ダイオード」2個交換、フイルムコンデンサー2個追加。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C51. 修理前 RCA端子 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C52. 修理後 RCA端子 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C53. 修理前 入力RCA端子基板 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C54. 修理後 入力RCA端子基板、 フイルムコンデンサー2個交換、フイルムコンデンサー2個追加。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C55. 修理前 RCA端子基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C57. 修理(半田補正)後 RCA端子基板裏 半田を全部やり直す | ||||||||||||||||||||||||||||||
C58. 完成RCA端子基板裏 洗浄後防湿材を塗る | ||||||||||||||||||||||||||||||
C61. 修理前 電源LED表示基板 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C62. 修理前 電源LED表示基板裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C63. 修理(半田補正)後 電源LED表示基板裏 半田を全部やり直す | ||||||||||||||||||||||||||||||
C64. 完成電源LED表示基板裏 洗浄後防湿材を塗る | ||||||||||||||||||||||||||||||
C71. 修理(交換)前 SP端子 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C72. 修理中 SP接続端子穴 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C73. 修理中 SP接続端子穴加工後 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C74. 修理(交換)後 SP端子交換後。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C81. 修理中 下架台「CCR(セラミック・コンパウンド・レジン)といって、セラミックと樹脂を複合させた、正に京セラならではの素材を」、清掃中。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C82. 修理中 電源電解コンデンサー点検、下クション。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
C83. 修理中 電源電解コンデンサー取り出し点検。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
CC1. 交換した部品 | ||||||||||||||||||||||||||||||
CC2. 交換した部品2。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
CD1. 修理前 上から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||
CD2. 修理後 上から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||
CD3. 修理前 下から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||
CD4. 修理後 下から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||
CD5. 修理後 ガラリ鉄板を付け、下から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||
G. 下蓋 ガラリ鉄板・トランス取付ビス塗装。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 G11. 修理前 下蓋の空気取り入れ口のガラリ鉄板。 |
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G12. 修理(塗装)中 下蓋の空気取り入れ口のガラリ鉄板。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
G13. 修理前 下蓋の空気取り入れ口のガラリ鉄板裏。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
G14. 修理(塗装)中 下蓋の空気取り入れ口のガラリ鉄板裏。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
G21. 修理中 トランス点検。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
G22. 修理中 トランス裏点検。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
G31. 修理中 取付けビス、錆が発生。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
G32. 修理中 取付けビス、まとめて軽く塗装する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
E. 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。 E1. 出力・歪み率測定・調整。 「見方」。 上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。 表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。 下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。 下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。 よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。 |
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E21. 50Hz入力、R側SP出力電圧17V=36W出力、 0.04%歪み。 L側SP出力電圧17V=36W出力、 0.03%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
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E22. 100Hz入力、R側SP出力電圧17V=36W出力、 0.04%歪み。 L側SP出力電圧17V=36W出力、 0.03%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。 |
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E23. 500Hz入力、R側SP出力電圧17V=36W出力、 0.04%歪み。 L側SP出力電圧17V=36W出力、 0.03%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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E24. 1kHz入力、R側SP出力電圧17V=36W出力、 0.03%歪み。 L側SP出力電圧17V=36W出力、 0.03%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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E25. 5kHz入力、R側SP出力電圧17V=36W出力、 0.03%歪み。 L側SP出力電圧17V=36W出力、 0.02%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。 |
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E26. 10kHz入力、R側SP出力電圧17V=36W出力、 0.01%歪み。 L側SP出力電圧17V=36W出力、 0.01%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。 |
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E27. 50kHz入力、R側SP出力電圧17V=36W出力、 0.02%歪み。 L側SP出力電圧17V=36W出力、 0.02%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 |
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E28. 100kHz入力、R側SP出力電圧13V=21W出力、 0.03%歪み。 L側SP出力電圧13V=21W出力、 0.025%歪み。 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。 この当たりから、フイルターが効いてきます。 |
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E4. 出力・歪み率測定中、 冷却フアンを使用する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
E5. 完成 24時間エージング、 右はTRIO KT−7000. 3台目 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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b910-2-2y | ||||||||||||||||||||||||||||||
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