HMA−9500mkU. 20台目 修理記録 |
平成16年8月14日到着 9月11日完成 |
注意 このAMPはアースラインが浮いています AMPのシャーシにSPの線(アース側)や入力のRCAプラグのアース側も接続してはいけません RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません 又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照 |
A. 修理前の状況
F. 修理費 164,000円 S. HITACHI Lo−D HMA−9500mkU の仕様(マニアルより) |
A. 修理前の状況 A1. 点検中 下から見る |
A2. 点検中 電解コンデンサーの頭のビニールが剥けている、初段FETAMPのシールドケースに鉛が貼ってある |
A3. 点検中 SP出力リレーのシールドケースに鉛が貼ってある |
A41. 点検中 鉛の足(インシュレター)が取り付けられている。 白いのは鉛のテープ=放熱が悪くなります |
A42. 点検中 左右の放熱器のフィンに張られたテープ=放熱が悪くなります |
A5. 点検中 L側終段FETがごちゃ混ぜ! 今では仕方ないかも |
A52. 点検中 L側終段FETがごちゃ混ぜ! 今では仕方ないかも |
A6A. 修理前の出力/歪み率測定 RSP出力=27V=91W出力 0.5%歪み 400HZ |
A6B. 修理前の出力/歪み率測定 LSP出力=27V=91W出力 0.6%歪み 400HZ |
C. 修理状況 C1A. 修理前 Rドライブ基板 |
C1B. 修理後 Rドライブ基板 初段FET、バランス/バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換 フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換 モジュール修理 |
C1C. 修理前 Rドライブ基板裏 |
C1D. 修理(半田補正)後 Rドライブ基板裏 半田を全部やり直す 普通はこれで完成 |
C1E. 修理完成後 Rドライブ基板裏 不要なフラックスを削り落とし、洗浄後。 「フラックス」=半田を付ける為に、事前に塗る物、松ヤニが元祖ですが、現在は化学合成が殆ど |
C2A. 修理前 Lドライブ基板 |
C2B. 修理後 Lドライブ基板 初段FET、バランス/バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換 フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換 モジュール修理 |
C2C. 修理前 Lドライブ基板裏 |
C2D. 修理(半田補正)後 Lドライブ基板裏 半田を全部やり直す 普通はこれで完成 |
C2E. 修理完成後 Lドライブ基板裏 不要なフラックスを削り落とし、洗浄後。 「フラックス」=半田を付ける為に、事前に塗る物、松ヤニが元祖ですが、現在は化学合成が殆ど |
C3A. 修理前 電源基盤 |
C3B. 修理後 電源基盤 フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー9個交換 ジャンパー線も半田を浸み込ませる |
C3C. 修理前 電源基盤裏 |
C3D. 修理(半田補正)後 電源基盤裏 半田を全部やり直す |
C3E. 修理完成後 電源基盤裏 不要なフラックスを削り落とし、洗浄後。 「フラックス」=半田を付ける為に、事前に塗る物、松ヤニが元祖ですが、現在は化学合成が殆ど |
C3F. 発振で基板の銅伯が熱を帯び、解けた跡が残る絶縁シート |
C41. 修理前 R側SP端子 |
C42. 修理前 L側SP端子 |
C43. 修理中 R側SP端子の穴空作業 |
C44. 修理中 L側SP端子の穴空作業 |
C45. 修理後 R側SP端子 WBT−0702 使用。 |
C46. 修理後 L側SP端子 WBT−0702 使用。 |
C47. 修理後 R側SP端子への接続 WBTのネジ止めを生かし、ネジ止め接続+半田接続のW配線にした 理由はこちら参照 |
C48. 修理後 L側SP端子への接続 WBTのネジ止めを生かし、ネジ止め接続+半田接続のW配線にした 理由はこちら参照 |
C5A. 修理前 RCA端子 |
C5B. 修理後 RCA端子 WBT−0201を使用。 |
C5C. 修理前 RCA端子基板裏 |
C5D. 修理(半田補正)後 RCA端子基板裏 半田を全部やり直す フイルムコンデンサー2個交換、2個増設 |
C6A. 修理前 R終段FET |
C6B. 修理後 R終段FET交換後 |
C6C. 修理前 L終段FET |
C6D. 修理後 L終段FET交換後 |
C7A. 修理後 RLモジュール TR(トランジスター)はマジック塗って有ります |
C8A. 交換した部品 頭のビニールが後退していなくても、底の方が後退する場合がある |
C9A. 修理前 下から見る |
C9B. 修理後 下から見る |
C9C. 修理後 後ろからWBTの端子郡を見る 長年お世話に成ったAMP、この位の「ご褒美」は付けて上げても良いのでは? |
E. 調整・測定 E1. 出力/歪み率測定・調整 <見方> 下左オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出す(歪み率=約0.003%) 下中=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル) 下右=周波数計 上左=SP出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力 上中=SP出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力 上右=SP出力波形オシロ 上=R出力、下=L出力(出力電圧測定器の出力) |
E2A. R側、31V=120W出力 0.02%歪み 1000HZ |
E2B. R側、31V=120W出力 0.015%歪み 400HZ |
E2C. L側、31V=120W出力 0.02%歪み 1000HZ |
E2D. L側、31V=120W出力 0.015%歪み 400HZ |
E3. 完成 24時間エージング |
9500mkj1e |
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