QUAD 405. 9台目修理記録
平成17年9月13日到着   9月21日完成
A. 修理前の状況
  • オーバーホール

B. 原因
  • 電解コンデンサー劣化
    OP−AMP劣化

C. 修理状況
  • 電解コンデンサー交換
    電源電解コンデンサー交換(1.8倍容量使用)
    OP−AMP交換
    SP端子交換
    半田補正作業

D. 使用部品
  • 電解コンデンサー                             8個
    OP−AMP                                 2個
    SP端子                                   4個

E. 調整・測定

F. 修理費              54,000円  オーバーホール修理

S. QUAD 405 の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況
A1. 点検中 上から見る
A2. 点検中 下から見る
A3. 点検中  少し膨らんだ電解コンデンサー
A4. 点検中 電解コンデンサー比較 古いのは63V/10000μ 使用するのは71V/18000μ
A5A. 点検中 R側放熱器への取り付け、全面に塗布したい
A5B. 点検中  L側放熱器への取り付け、全面に塗布したい
A6A. 点検中  RCAケーブル
A6B. 点検中  線が固定されていない
A7A. 点検中  上左赤のSP端子が折れている
A7B. 点検中  交換可能なSP端子
C. 修理状況
C1A. 修理前 R側AMP基板
C1B. 修理後 R側AMP基板 電解コンデンサー2個、OP−AMP交換
C1C. 修理前 R側AMP基板裏
C1D. 修理(半田補正)後 R側AMP基板裏 全半田やり直し
C1E. 完成R側AMP基板裏 洗浄後
C2A. 修理前 L側AMP基板
C2B. 修理後 L側AMP基板 電解コンデンサー2個、OP−AMP交換
C2C. 修理前 L側AMP基板裏
C2C1. 修理前 L側AMP基板裏 半田不良ヶ所 誤って吸い取った??
C2D. 修理(半田補正)後 L側AMP基板裏 全半田やり直し
C2E. 完成L側AMP基板裏 洗浄後
C3A. 修理中 DINケーブル点検、綺麗です
C3B. 修理中 R−RCAケーブル点検 ケーブルが固定されていない、半田付けも未熟
C3C. 修理中 L−RCAケーブル点検 ケーブルが固定されていない、半田付けも未熟
C3D. 修理後 RCAケーブル
C4A. 修理前 SP端子
C4B. 修理後 SP端子
C5A. 修理前 SP端子基板
C5B. 修理後 SP端子基板
C5C. 修理後 SP端子基板裏
C5D. 修理後 SP端子基板裏
C5E. 完成SP端子基板裏 洗浄後
C6A. 交換部品
C6B. 交換したSP端子 左端は割れており、他もネジの所に皆ヒビが入っています
C7A. 修理前 上から見る
C7B. 修理後 上から見る
C7C. 修理前 下から見る
C7D. 修理後 下から見る
E. 調整・測定
E1. 出力、歪み調整・測定 電源電圧は100Vにて測定
    <見方>
     下左のオーディオ発振器より400HZ & 1KHZの信号を出す(歪み率=約0.003%)
     下中の測定器−−入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル)
     下右の測定器−−周波数計
     上左の測定器−−SP出力の歪み率測定。 左メータ=Left出力。 右メータ=Right出力
     上中の測定器−−SP出力電圧測定器。 赤針=Right出力。 黒針=Left出力
     上右の測定器−−SP出力波形オシロ。 上=Right出力。 下=Left出力(出力電圧測定器の出力)
E2A. R−SP出力 30V=112W 歪み率=0.02% 1000HZ
E2B. R−SP出力 30V=112W 歪み率=0.02% 400HZ
E3A. L−SP出力 30V=112W 歪み率=0.02% 1000HZ
E3B. L−SP出力 30V=112W 歪み率=0.02% 400HZ
E4. 24時間エージング、 左は HMA−9500mkU. 27台目
S. QUAD 405 の仕様(マニアル・カタログより)
型式 ステレオパワーアンプ 405
両チャンネルを同時に駆動した場合の値です。
出力及び歪率(8Ω負荷、サイン波入力) 100Hz、100W出力時、0.01%以下
1kHz、100W出力時、0.01%以下
10kHz、100W出力時、0.05%以下
出力内部インピーダンス 0.03Ωと直列に3.3μH
オフセット電圧 7mV以下
周波数特性(1kHz基準) 低域=20Hzにて-1dB
高域=20Hzにて-0.1dB、50kHzにて-3dB
入力感度 0.5Vrms+−0.5dB(8Ω負荷、120W出力時)
入力インピーダンス 20kΩ(220pF)
スルーレート 0.1V/μs
最大入力限度 入力信号が+20dBまでなら瞬時に復帰します。
クロストーク(1kΩの入力負荷時) 80dB(100Hz)、70dB(1kHz)、60dB(10kHz)
SN比 -96dB(A補正時)、-93dB(補正なし)
パワーリミッター 50W/8Ω負荷時の制限
電源入力 100〜130V、200〜250V、50-60Hz
消費電力は信号レベルにより30〜350W。
外形寸法 幅340.5×高さ115×奥行195mm
プラグ及びソケットの分38mmを含む。
重量 9kg
価格 198,000円
                      qua405-18
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