QUAD 405U. 4台目修理記録
Uからは、モジュール(四角の赤い物=4個)が使用されています、これが壊れると、修理大変です。 早めの点検を、勧めます。
SPラインは単独で4本、引いて下さい、アースは共通にしないこと。
平成16年2月9日到着   3月7日完成
A. 修理前の状況
  •  「ブーゥ」と言う音が出る
     
B. 原因
  • 電解コンデンサー劣化

C. 修理状況
  • 電解コンデンサー交換
    電源電解コンデンサー交換(1.5倍容量使用)
    OP−AMP交換
    半田補正作業

D. 使用部品
  • 電解コンデンサー                         14個
    OP−AMP                              2個

E. 調整・測定


F. 修理費   48,000円  

S. QUAD 405 の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況
A1. 修理前の点検 上から見る
A2. 修理前の出力測定 SP出力=26V=84W 歪み率=0.5% 1000HZ
A3. 修理前の出力測定 SP出力=26V=84W 歪み率=0.5% 400HZ
A4. 修理前の点検 交換する電解コンデンサー比較
C. 修理状況
C1A. 修理前 R側AMP基板
C1B. 修理後 R側AMP基板 電解コンデンサー6個、OP−AMP交換
C1C. 修理前 R側AMP基板裏
C1D. 修理(半田補正)後 R側AMP基板裏 全半田やり直し
C2A. 修理前 L側AMP基板
C2A1. 修理中 L側AMP基板
              TR(トランジスター)の止めネジが緩んでいる、ワッシャーの所に隙間がある
C2A2. 修理後 L側AMP基板  TR(トランジスター)の止めネジを増締め(1.5回回った)
C2B. 修理後 L側AMP基板 電解コンデンサー6個、OP−AMP交換
C2C. 修理前 L側AMP基板裏
C2D. 修理(半田補正)後 L側AMP基板裏 全半田やり直し
C3A. 修理前 上から見る
C3B. 修理後 上から見る 電解コンデンサー2個取り付け
C3C. 修理後 上から見る 電解コンデンサー部拡大
C4A. 交換部品 ヒビが入っているのが有ります
E. 調整・測定
E1. 出力、歪み調整・測定 電源電圧は110Vにて測定
E2A. R−SP出力 30V=113W 歪み率=0.06% 1000HZ
E2B. R−SP出力 30V=113W 歪み率=0.06% 400HZ
E2C. L−SP出力 30V=113W 歪み率=0.06% 1000HZ
E2D. L−SP出力 30V=113W 歪み率=0.06% 400HZ
16. 24時間エージング
S. QUAD 405 の仕様(マニアル・カタログより)
型式 ステレオパワーアンプ 405
両チャンネルを同時に駆動した場合の値です。
出力及び歪率(8Ω負荷、サイン波入力) 100Hz、100W出力時、0.01%以下
1kHz、100W出力時、0.01%以下
10kHz、100W出力時、0.05%以下
出力内部インピーダンス 0.03Ωと直列に3.3μH
オフセット電圧 7mV以下
周波数特性(1kHz基準) 低域=20Hzにて-1dB
高域=20Hzにて-0.1dB、50kHzにて-3dB
入力感度 0.5Vrms+−0.5dB(8Ω負荷、120W出力時)
入力インピーダンス 20kΩ(220pF)
スルーレート 0.1V/μs
最大入力限度 入力信号が+20dBまでなら瞬時に復帰します。
クロストーク(1kΩの入力負荷時) 80dB(100Hz)、70dB(1kHz)、60dB(10kHz)
SN比 -96dB(A補正時)、-93dB(補正なし)
パワーリミッター 50W/8Ω負荷時の制限
電源入力 100〜130V、200〜250V、50-60Hz
消費電力は信号レベルにより30〜350W。
外形寸法 幅340.5×高さ115×奥行195mm
プラグ及びソケットの分38mmを含む。
重量 9kg
価格 198,000円
                         qua405-4i
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