Michaelson & Austin TVA−1 6台目修理 | ||||||||||||||||||||||
寸評
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平成17年2月1日到着 2月25日完成 | ||||||||||||||||||||||
A. 修理前の状況
B. 原因
C. 修理状況
D. 使用部品
E. 調整・測定 F. 修理費 98,000円 オーバーホール修理。 但し、真空管は別途です。 S. Michaelson & Austin TVA−1 の仕様(マニアルより) |
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A. 修理前の状況 A11. 修理前点検 前上から見る |
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A12. 修理前点検 後上から見る | ||||||||||||||||||||||
A13. 修理前点検 倍電圧整流なのに異なる電解コンデンサー使用している? | ||||||||||||||||||||||
A14. 修理前点検 下から見る | ||||||||||||||||||||||
A2. 修理前点検 バイアス調整用VR、高級な通信機用(密閉型)に交換してある 但し、AB1級動作の為、精神的安心部品 |
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A3. 修理前点検 ひげのある半田付け? | ||||||||||||||||||||||
A4. 修理前点検 交換した電解コンデンサーに+ブラックゲートの電解コンデンサー合計で194μF | ||||||||||||||||||||||
A5. 修理前点検 左=着いている電解コンデンサー680μF470μF、右=交換する物3900μF×2本使用 | ||||||||||||||||||||||
A61. 修理前点検 ゲッターが薄くなったKT−88 真空管は消耗品です | ||||||||||||||||||||||
A62. 修理前点検 手持ちの6550EHと比べると良く解ります | ||||||||||||||||||||||
A7. 修理前点検 出力トランスは1次2層、2次3層巻き | ||||||||||||||||||||||
A8. 修理前点検 接点復活材でべたべたの電源SW 電流が流れる機器は使用不可 | ||||||||||||||||||||||
A9. 修理前点検 3Pインレットに交換してある メインAMPの様な大電流が流れる機器は、接触抵抗が増すだけ。 | ||||||||||||||||||||||
AA1. 修理前点検 ユーザーが購入した新しい真空管 右=ECC83 左=ECC81 殆ど外観は」同じ | ||||||||||||||||||||||
AA2. 修理前点検 ユーザーが購入した新しい真空管KT88(右) 左に比べ、プレートのフィンが多い | ||||||||||||||||||||||
C. 修理状況 C11. 修理前 前段AMP基板 |
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C12. 修理後 前段AMP基板 真空管ソケット4個、電解コンデンサー5個、フイルムコンデンサー4個交換 | ||||||||||||||||||||||
C122. 再修理後 前段AMP基板 抵抗4個、フイルムコンデンサー4個交換 | ||||||||||||||||||||||
C13. 修理前 前段AMP基板裏 銅箔への配線は1本のみ | ||||||||||||||||||||||
C14. 修理(半田補正)後 前段AMP基板裏 | ||||||||||||||||||||||
C15. 完成前段AMP基板裏 洗浄後 | ||||||||||||||||||||||
C21. 修理前 整流・バイアス基盤 右端のダイオードに電解コンデンサー液漏れの後がある | ||||||||||||||||||||||
C22. 修理後 整流・バイアス基盤 整流ダイオード5個、半固定VR4個、電解コンデンサー5個、フイルムコンデンサー交換 | ||||||||||||||||||||||
C23. 修理前 整流・バイアス基盤裏 | ||||||||||||||||||||||
C24. 修理(半田補正)後 整流・バイアス基盤裏 | ||||||||||||||||||||||
C25. 完成整流・バイアス基盤裏 洗浄後 | ||||||||||||||||||||||
C31. 修理前 高圧電解コンデンサー | ||||||||||||||||||||||
C32. 修理後 高圧電解コンデンサー 最終に使用したのは3900μ/400WV 2本 | ||||||||||||||||||||||
C41. 修理前 RCA端子 | ||||||||||||||||||||||
C42. 修理後 RCA端子 | ||||||||||||||||||||||
C51. 修理前 SP端子 | ||||||||||||||||||||||
C52. 修理後 SP端子 | ||||||||||||||||||||||
C6. 修理後 突入電流抑制回路。 詳しくはこちら | ||||||||||||||||||||||
C71. 修理中 電源SW ケースの下が焼けて膨らんでいる | ||||||||||||||||||||||
C72. 修理中 電源SW 端子が焼けて変色している | ||||||||||||||||||||||
C73. 修理中 電源SW 発熱の為、接続線が取れる寸前、これを防ぐ為に、この様な所の配線は差し込み絡めるのが原則。 線をのせてハンダするのは素人、お金を貰う修理は穴に通し絡げる |
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C74. 修理中 電源SW 焼けた接点 電流の流れる所には、接点復活材の使用は厳禁! | ||||||||||||||||||||||
C8. 交換部品 | ||||||||||||||||||||||
C91. 修理前 上から見る | ||||||||||||||||||||||
C92. 修理後 上から見る | ||||||||||||||||||||||
C93. 修理前 下から見る | ||||||||||||||||||||||
C94. 修理後 下から見る | ||||||||||||||||||||||
C95. 修理後 完成 前上から見る | ||||||||||||||||||||||
E. 調整・測定 E1. 調整・出力測定。 <見方> 下左オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出す(歪み率=約0.003%)。 下中=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル) 下右=周波数計。 上左=SP出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力。 上中=SP出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力。 上右=SP出力波形オシロ 上=R出力、下=L出力(出力電圧測定器の出力) |
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E21. SP出力25V=78W 歪み率=1.5% 1000HZ | ||||||||||||||||||||||
E22. SP出力25V=78W 歪み率=1.5% 400HZ | ||||||||||||||||||||||
E3. 残留雑音 1.2mV(1000mV=1V) 初段がECC83(12AX7)差動プッシュプルです。共通カソードになっていて、差動回路として動作します。 よって、ヒーターからのハム・ノイズの影響が有りますので、出来るだけ、ヒーター・カソード間の絶縁特性の良い物を 選別して、使用してください。 トランスレス真空管TVが全盛の時代には、良い製品が沢山製作されましたが、 現在ではその様な需要が有りませんので、選別で探すしか方法が有りません。 又、真空管の性能(増幅率等)には関係有りません。 |
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E−4. 24時間エージング中。 | ||||||||||||||||||||||
S. Michaelson & Austin TVA−1 の仕様(マニアルより) | ||||||||||||||||||||||
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tva1-6-18 | ||||||||||||||||||||||
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