QUAD 405. 修理記録 |
平成14年4月5日到着 6月29日完成 |
- 修理前の状況
音は出ているのですが、左チャンネルから「ブーン」という異音が出ています
また、時々「バツッ」というような音も出ます。
右チャンネルはまともな音が出ていると思うのですが・・・・
それから、接続端子が特殊で使いにくいので普通のRCAに変えて頂きたいと思います。
- 原因
各部半田不良/FET/TR劣化
- 修理状況
終段TR(トランジスター)交換
RCA端子取り付け
電源電解コンデサー交換
配線手直し、補強(半田補正)
- 使用部品
終段TR(トランジスター) 4個
RCA端子 2個
電源電解コンデサー 2個
抵抗 2個
- 修理費 31,000円 通常修理。
終段TR(トランジスター)別途。
- QUAD 405 の仕様(マニアル・カタログより)
|
1. 電源不調のため発振している |
|
2. 熱の為、膨らんだ電解コンデンサー |
|
3. 下=容量1.5倍の交換するコンデンサー |
|
4. AMP基板修理、この後終段TR(トランジスター)交換 |
|
5. AMP基板の半田補正 |
|
6. 完成、上から見る。 |
|
7. 出力、歪み調整・測定 |
|
8. SP出力27V=91W 歪み率=0.05% 400HZ |
|
9. SP出力27V=91W 歪み率=0.05% 1000HZ |
|
10. 24時間エージング |
|
S. QUAD 405 の仕様(マニアル・カタログより) |
型式 |
ステレオパワーアンプ 405 |
両チャンネルを同時に駆動した場合の値です。 |
出力及び歪率(8Ω負荷、サイン波入力) |
100Hz、100W出力時、0.01%以下
1kHz、100W出力時、0.01%以下
10kHz、100W出力時、0.05%以下 |
出力内部インピーダンス |
0.03Ωと直列に3.3μH |
オフセット電圧 |
7mV以下 |
周波数特性(1kHz基準) |
低域=20Hzにて-1dB
高域=20Hzにて-0.1dB、50kHzにて-3dB |
入力感度 |
0.5Vrms+−0.5dB(8Ω負荷、120W出力時) |
入力インピーダンス |
20kΩ(220pF) |
スルーレート |
0.1V/μs |
最大入力限度 |
入力信号が+20dBまでなら瞬時に復帰します。 |
クロストーク(1kΩの入力負荷時) |
80dB(100Hz)、70dB(1kHz)、60dB(10kHz) |
SN比 |
-96dB(A補正時)、-93dB(補正なし) |
パワーリミッター |
50W/8Ω負荷時の制限 |
電源入力 |
100〜130V、200〜250V、50-60Hz
消費電力は信号レベルにより30〜350W。 |
外形寸法 |
幅340.5×高さ115×奥行195mm
プラグ及びソケットの分38mmを含む。 |
重量 |
9kg |
価格 |
198,000円 |
|
quad405a |
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した物です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。 写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。
Copyright(C) 2020 Amp Repair Studio All right reserved. |