Acoustic Research AMP修理記録
平成13年12月
注意
  • このAMPは電源SW_OFF時にもドリフトを防ぐ為、ドライブAMPに通電しています。
    節電の為にいきなり通電しないで下さい。
    使用する5分前には、電源コンセントを差し込んで置いて下さい。
    長期間使用しない場合は、待機電力 節約の為、電源コードを抜いて下さい。
A. 修理前の状況
  • 症状ですが、 温まるとボソボソとノイズがボリュームレベルに関係無くでます、両チャンネルともです。

B. 原因
  • AMPのTR(トランジスター)劣化。

C. 修理状況
  • メインAMPのTR(トランジスター)交換。
    配線手直し、補強。

D. 使用部品
  • TR(トランジスター)         8個。

E. 調整・測定

F. 修理費   19,500円   通常修理。

S. AR(Acoustic Research) AMP の仕様(マニアルより)

1. 上蓋を取り清掃後、終段TR(トランジスター)のドライブにトランス使用=真ん中の2個。
2. 修理中
3. ドライバーTR(トランジスター)のシリコングリス塗布。
4. ドライブAMPの修理、初段/前段TR(トランジスター)交換。同等品を探すの大変。 
5. ドライブAMPの修理基板面
6. 出力/歪み測定。20V=50W、0.2%歪み
7. ウレタン樹脂塗料(体育館の床に塗る)を軽く、光沢が出ない様に塗る。
8. 前から見る。
9.  24時間エージング。 全TR(トランジスター)AMPなのに真空管に近いFETの音がする。
S. AR(Acoustic Research) AMP の仕様(マニアルより)
型式 プリメインアンプ
出力(r.m.s、チャンネル当り) 4Ω=60W、 8Ω=50W、 16Ω=30W
周波数特性 20Hz〜20kHz ±1dB(定格最大出力時)
高調波歪率 0.5%以下(20Hz〜20kHz)
IM歪率(定格出力時) 0.25%以下(60:7kHz=4:1、Phono入力)
SN比 Phono=57dB
Tuner、Tape=75dB
ダンピングファクター 4Ω=8〜20、 8Ω=16〜40、 16Ω=32〜80
入力感度 Phono=2〜5mV感度調整可能
Tuner、Tape=200mV
トーンコントロール 同軸型で高低、左右別に調整可能
モード stereo、mono、null
消費電力 無音時=125W
最大出力時=500W
外形寸法 幅384×高さ110×奥行254mm
重量 8.64kg
価格 \147,000(1966年発売時)
\135,000(1973年頃)
別売 ウッドケース(\4,000)
          ar-40w-9
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