LUXMAN T−110 修理記録
平成14年2月19日到着  平成14年3月1日完成
  1.  修理前の状況
     ミューティング回路が機能しません。他(ONにしても選曲時、局間ノイズが取れない)
    本機種は選曲中スケール針(スケール針というよりインジケータです)がわずかに点滅し、
    受信すると点灯状態に変化するのですが、上述不良の通りと思われますが、常時点灯状態なのです。
  2.  原因
     調整不良
  3.  修理状況
    RF増幅、、トラッキング、IF回路、MPX回路、修理・調整
    配線手直し、補強 
  4.  使用部品
     
  5.  修理費  16,000円   「通常修理」
  6. S. LUXMAN T−110 の仕様(マニアル・カタログより)
1. RFフロントエンドの半田補正。
6. IF増幅以後の基板の半田田補正。
7. 調整開始
8. FM 感度、RL分離測定調整 L側
  見方
     上のFMステレオ信号発信器より 85MHZで 400Hの Rのみ変調信号を 40dBで出す
     これを受信し出力を測定する、
     下左側の歪み率計=0.3%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大0.3%レンジ)
     真ん中電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力(最大1Vレンジ)
     下右側出力波形 上=R出力、下=L出力。
9. FM 感度、RL分離測定調整 R側
10. 完成、ユーザーが塗装したので綺麗です。
11.  24時間エージング。
S. LUXMAN T−110 の仕様(マニアル・カタログより)
型式 FMステレオチューナー T−110
IHF実用感度 1.7μV
SN比50db-RF入力感度 mono=2.8μV、 stereo=36μV
アルティメイトSN比 mono=77dB、 stereo=72dB
2信号選択度 70dB
振幅変調抑圧度 53dB
キャプチャー比 1.3dB
イメージ比 110dB
IF妨害除去比 110dB
周波数特性 20Hz〜15kHz
全高調波歪率 mono=0.06%(1kHz)、 stereo=0.08%(1kHz)
出力電圧 1V
外形寸法 幅485×高さ114×奥行243mm
重量 7.6kg
価格 96,000(1975年9月発売)
                       t-110-8
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