Hickok TV-2B/Uで RCA 83、Philips 83測定 |
Hickok TV−2*/U のマニアル指定測定方法では、Ep=20V、シャントVR=47でエミッション表示値60、破棄値50。 この時の Ip=132.1mV/50Ω=2.64mA。 このIp電流判定では、大型整流管の判定では不十分。 又、水銀整流管の青放電も始まらない物もあり。 |
そこで、 Ep=35Vで測定する(シャントVR=25)。 この時の Ip=50mA前後。 水銀整流管の青放電も確実に始まる。 水銀整流管は十分な余熱が必要なので、測定前に別装置にて、数本余熱(5V/3A)しながら行う。 十分な余熱が行われると、真空管管内が透き通る。 A. 赤色文字表示、RCA 83の「エミッション&Ip」測定。 この製品は、未過熱時は硝子表面に水銀が多量に付着していて見た目は綺麗ではありません。 中2本=測定後、両端2本=未余熱の写真。 |
赤色文字表示RCA83。 左から、
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A11. 1本目 83 ユニット1測定。 エミッション表示=102、 Ip=2.658V/50Ω=53.2mA。 |
A12. 1本目 83 ユニット2測定。 エミッション表示=97、 Ip=2.486V/50Ω=49.7mA。 |
A21. 2本目 83 ユニット1測定。 エミッション表示=102、 Ip=2.644V/50Ω=52.9mA。 |
A22. 2本目 83 ユニット2測定。 エミッション表示=97、 Ip=2.487V/50Ω=49.7mA。 |
A31. 3本目 83 ユニット1測定。 エミッション表示=105、 Ip=2.688V/50Ω=53.8mA。 |
A32. 3本目 83 ユニット2測定。 エミッション表示=100、 Ip=2.531V/50Ω=50.6mA。 |
A41. 4本目 83 ユニット1測定。 エミッション表示=92、 Ip=2.658V/50Ω=47.4mA。 |
A42. 4本目 83 ユニット2測定。 エミッション表示=87、 Ip=2.26V/50Ω=45.7mA。 |
B. 銀色文字表示 RCA83 の「エミッション&Ip」測定。 この製品は、未過熱時は硝子表面に水銀が多量に付着していて見た目は綺麗ではありません。 3本共=未余熱の写真。 左から1本目、2本目、3本目。
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B11. 1本目 83 ユニット1測定。 エミッション表示=100、 Ip=2.604V/50Ω=52.1mA。 |
B12. 1本目 83 ユニット2測定。 エミッション表示=95、 Ip=2.486V/50Ω=49.0mA。 |
B21. 2本目 83 ユニット1測定。 エミッション表示=100、 Ip=2.658V/50Ω=51.2mA。 |
B22. 2本目 83 ユニット2測定。 エミッション表示=95、 Ip=2.443V/50Ω=48.9mA。 |
B31. 3本目 83 ユニット1測定。 エミッション表示=105、 Ip=2.688V/50Ω=53.8mA。 |
B32. 3本目 83 ユニット2測定。 エミッション表示=100、 Ip=2.531V/50Ω=50.6mA。 |
C. Philips 83 の「エミッション&Ip」測定。 2本共=未余熱の写真。 左から1本目、2本目。
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C11. 1本目 Philips 83 ユニット1測定。 エミッション表示=100、 Ip=2.377V/50Ω=47.5mA。 |
C12. 1本目 Philips 83 ユニット2測定。 エミッション表示=100、 Ip=2.447V/50Ω=48.9mA。 |
C21. 2本目 Philips 83 ユニット1測定。 エミッション表示=95、 Ip=1.333V/50Ω=46.2mA。 |
C22. 2本目 Philips 83 ユニット2測定。 エミッション表示=100、 Ip=1.916V/50Ω=50.2mA。 |
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