MICROSEIKI SX−777 Air 修理記録
平成20年12月25日到着  平成21年6月8日完成 
A. 修理前の状況
  • 浮上しない

B. 原因
  • ポンプ不良
    各部経年劣化。

C. 修理状況
  • 本体基板修理
    ポンプ修理
    ポンプ交換
    チャンバー製作
    ターンテーブル清掃・研磨
    本体木部修理
    ターンテーブル軸清掃・給油

M. 下蓋及び本体木部 修理状況

D. 使用部品
  • 電解コンデンサー    22個
    半固定VR         3個
    フイルムコンデンサー   5個
    ポンプ
    チャンバー

E. 調整・測定

F. 修理費  95,000円

S. MICRO SEIKI SX−777 Air の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の点検状況
A1A. 点検中、上から見る。
A1B. 点検中、ネオン管ストロボ。
A1C. 点検中、後上から見る、太い電源コード!
A1D. 点検中、太い電源コード引き出し部。
A1E. 点検中、ターンテーブル軸。
A2A. 点検中、下から見る。
A2B. 点検中 下蓋を外し、下から見る。
A3A. 点検中 アームベース取り付け穴の圧縮材が、接着材の」劣化で、ボロボロになっている。
A3B. 点検中 内部電源線の配線。
A3C. 点検中 0.5Aフューズ!
A3D. 点検中 基準は水晶発振子。
A4A. 点検中、ターンテーブル。
A4B. 点検中、ターンテーブルの横、緑青が出始めている。
A4C. 点検中、ターンテーブルの横、緑青が出始めている。2
A4D. 点検中、ターンテーブルの裏。
A4E. 点検中、ターンテーブルを乗せる。
A5A. 点検中、上ターンテーブル、緑青が出始めている。
A5B. 点検中、上ターンテーブル裏。
A5C. 点検中、ターンテーブル+上ターンテーブルを乗せる。
A6A. ポンプ点検中、圧力測定中。
A6B. ポンプ点検中、圧力測定中、これでは浮上しない(110〜150)。
A6C. ポンプ点検中、ポンプユニット、この大きなケースにこれだけ! 多分チャンバーが有ったはず?
C. 修理状況
C11. 修理前 制御基板
C12 .修理後 制御基板、 半固定VR2個、電解コンデンサー7個、フイルムコンデンサー1個交換
C13. 修理前 制御基板裏
C14. 修理(半田補正)後 制御基板裏
C15. 完成制御基板基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C21. 修理前 電源・33/45切替基板
C22. 修理後 電源・33/45切替基板。 半固定VR1個、電解コンデンサー6個、リレー1個交換
C23. 修理前 電源・33/45切替基板裏
C231. 修理前 電源・33/45切替基板裏、半田不良ケ所。
C232. 修理前 電源・33/45切替基板裏、半田不良ケ所。
C24. 修理(半田補正)後 電源・33/45切替基板裏
C25. 完成電源・33/45切替基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C31. 修理前 ストロボ基板
C311. 修理前 ストロボ基板、半田不良ケ所(制作時不良)。
C32. 修理後 ストロボ基板 IC2個、電解コンデンサー9個交換
C33. 修理前 ストロボ基板裏
C34. 修理(半田補正)後 ストロボ基板裏
C35. 完成ストロボ基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C41. 修理前 フューズ基板
C42. 修理中 フューズ基板、太い配線を外した所、前の配線がそのまま!
C43. 修理前 フューズ基板裏
C431. 修理前 フューズ基板裏、太い線交換よりも、鳩目の半田補正の方が効果ありでは?
C44. 修理(半田補正)後 フューズ基板裏
C45. 完成フューズ基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C51. 修理中 モーター固定ネジが無い
C52. 修理中 モーター固定ネジ、スパナで締めて欲しい。
C53. 修理中 モーター固定ネジ2、、スパナで締めて欲しい。
C54. 修理中 モーター分解、清掃・点検・注油
C55. 修理中 モーター回転子(アマチュア)点検。
C56. 修理中 モーター回転子(アマチュア)の軸、少しキズ有り。
C57. 修理中 モーター回転子(アマチュア)プーリ、ベルトのゴムが張り付いている。
C58. 修理中 モーターFGコイル。
C59. 修理後 モーター。
C5A. 修理後 モーター2。
C6. 交換部品
C7. 交換部品 リレー。 左=付いていた物、右=交換した後発の密閉型。
C9A. 修理前  下から見る
C9B. 修理後  下から見る
E9C. 完成
M. 下蓋及び本体木部 修理状況
M11. 修理中 装備を外した本体
M12. 修理(塗装・目止め)後 装備を外した本体、冬場で2度塗りしたので、乾燥に1週間。
M21. 修理中 装備を外した本体、アーム取り付け穴。
M22. 修理(塗装・目止め)後 装備を外した本体、アーム取り付け穴。
                   写真紛失
M23. 修理中 装備を外した本体、モータ取り付け穴
M24. 修理(塗装・目止め)後 装備を外した本体、モータ取り付け穴
M25. 修理前 装備を外した本体、取り付け台
M26. 修理(塗装・目止め)後 装備を外した本体、取り付け台
M31. 修理中 装備を外した本体裏、1回目水性木工ボンドを塗布した後。
M32. 修理中 2回目水性木工ボンドを塗布した後。
M33. 修理(塗装・目止め)後 装備を外した本体、冬場で2度塗りしたので、乾燥に1週間。
M41. 修理中 取り外したタンテーブル本体+アーム固定台。
M42. 修理中 取り外したタンテーブル本体+アーム固定台裏。この後軸オイル交換する
M51. 修理前 外箱前下側
M52. 修理中 外箱前下側、水性木工ボンドを塗布して、圧縮材の接着する。乾燥後、はみ出し部分は雑巾で簡単に取れる。
M53. 修理中 外箱前下側、水性木工ボンドを塗布乾燥
M54. 修理後 外箱前下側、2回目水性木工ボンドを塗布
M55. 修理前 外箱前下側拡大
M56. 修理中 外箱前下側拡大
M57. 修理中 外箱前下側、水性木工ボンドを塗布乾燥
M58. 修理後 外箱前下側、2回目水性木工ボンドを塗布
M59. 修理前 外箱右下側
M5A. 修理中 外箱右下側、水性木工ボンドを塗布して、圧縮材の接着する。乾燥後、はみ出し部分は雑巾で簡単に取れる。
M5B. 修理中 外箱右下側、水性木工ボンドを塗布乾燥
M5C. 修理後 外箱右下側、2回目水性木工ボンドを塗布
M61. 修理前 外箱左下側
            写真紛失
M62. 修理中 外箱左下側、水性木工ボンドを塗布して、圧縮材の接着する。乾燥後、はみ出し部分は雑巾で簡単に取れる。
M63. 修理中 外箱左下側、水性木工ボンドを塗布乾燥
M64. 修理後 外箱左下側、2回目水性木工ボンドを塗布
M65. 修理中 外箱左下側拡大、水性木工ボンドを塗布乾燥
C66. 修理後 外箱左下側拡大、2回目水性木工ボンドを塗布
M71. 修理前 外箱後下側
M72. 修理中 外箱後下側、水性木工ボンドを塗布して、圧縮材の接着する。乾燥後、はみ出し部分は雑巾で簡単に取れる。
M73. 修理前 外箱後下側拡大
M74. 修理中 外箱後下側拡大
M75. 修理中 外箱後下側、水性木工ボンドを塗布乾燥
M76. 修理後 外箱後下側、2回目水性木工ボンドを塗布
M77. 修理中 外箱後下側拡大、水性木工ボンドを塗布乾燥
M78. 修理後 外箱後下側拡大、2回目水性木工ボンドを塗布
M79. 修理中 外箱後下側、ケーブル取り付け当て板。
M81. 修理中 ストロボ取り付け止ネジ、錆付き取れない。
M82. 修理中 基板取り付け止ネジ、座金が錆付。
M91. 修理前 アーム取り付け穴。
M92. 修理後 アーム取り付け穴、水性木工ボンドを塗布
M93. 修理前 基板取り付け穴。
M94. 修理後 基板取り付け穴、水性木工ボンドを塗布。
M95. 修理前 基板取り付け穴2。
M96. 修理後 基板取り付け穴2、水性木工ボンドを塗布。
MA1. 修理中 操作部。
MA2. 修理中 操作部、ネジや鉄部に錆がある、CRCで落とす。
MB1. 修理前 ランプ基板裏
MB2. 修理(半田補正)後 ランプ基板裏
MB3. 完成ランプ基板裏
MC1. 修理前 クション足、ネジ止め部分のゴムが切れている。ユーザーが5円玉を座金で使用。
MC2. 修理後 クション足、両面テープ、座金使用。
MD1. 修理前 底板。
MD2. 修理中 底板、キズを消す為と割れを防ぐのに、ラッカーを吹く。
MD3. 修理後 底板、キズを消す為と割れを防ぐのに、ラッカーを吹く。
MD4. 修理前 底板裏。
MD5. 修理後 底板裏、圧縮材の糊がきかなくなり始めているので接着材を流し込む。
MD6. 修理中 底板のトランスカバー止ネジ、左=清掃前、右=清掃後。
MD7. 修理後 底板裏、キズを消す為と割れを防ぐのに、ラッカーを吹く。
MD8. 修理後 底板裏、さらにもう1度吹く。これで、湿気を吸収しないので、変形しない。
ME1. 修理前 下蓋等止めネジ、錆が出ている。
ME2. 修理中。 下蓋等止めネジ、ラッカーを軽く吹き付ける。
              この時期は日差しが強く、80度C位いまで上がるので、塗料の食いつきが良い。
E. 調整・測定
E1.  トロボで測定。「33回転」
E2.  トロボで測定。「45回転」
E3.  内蔵トロボで測定。「33回転」。 物差しは照度調整。
E4.  内蔵トロボで測定。「45回転」。 物差しは照度調整
E5. 完成。  24時間エージング、左は BL−111.  3台目
S. MICRO SEIKI SX−777 Air の仕様(マニアル・カタログより) 
型名 SX-777FV. F=Float、V=Vacuum
モーター 8極24スロットDCブラシレスFGサーボモーター
定格回転数 331/3,45rpm
ターンテーブル 砲金製,重量13kg
慣性モーメント 2トン・cm2
回転数調整範囲 ±6%
電源 AC100V(50/60Hz)
消費電力 13.5W
外形寸法 555W×440D×250Hmm
総重量 46kg
付属品 エアーポンプRP-5070(重量5kg)
アームマウントベースA-1200シリーズ1個
価格 ¥638,000 (1984年発売)
                        sx777ai-3h
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