MICROSEIKI SX−111FV. 2台目修理記録
「同時修理 RP1110. 10台目」     平成22年3月6日到着  7月16日完成
A. 修理前の状況
  • このプレーヤーは友人から譲ってもらったものです。  相当年、使用していなかったものらしいです。
    モーターから油切れのような強烈な「キューン」と大きな異音がします。


B. 原因
  • モータオイル切れ焼き付。


C. 修理状況
  • 本体基板修理。
    モータ修理。
    ターンテーブル清掃・研磨・点検・注油。
    本体木部修理。
    各種基板修理。

CB. 下蓋及び本体木部 修理状況

D. 使用部品
  • 電解コンデンサー    22個。
    半固定VR         3個。
    フイルムコンデンサー   5個。


E. 調整・測定

F. 修理費   95,000円

S. MICRO SEIKI SX−111FV の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の点検状況
A11. 点検中、前から見る。
A12. 点検中、右から見る。
A13. 点検中、後から見る。
A131. 点検中、後から見る、アース金具折れ。
A132. 点検中、後から見る、アース金具折れ。
A14. 点検中、左から見る。
A15. 点検中、下前から見る。
A16. 点検中、下後から見る。
A21. 点検中、上から見る。
A22. 点検中、ガラステーブルを見る。
A23. 点検中、テーブル軸を見る。
A31. 点検中 下から見る。
A32. 点検中 下蓋を外し、下から見る。
A41. 点検中、ターンテーブル。
A43. 点検中、上ターンテーブル裏。
A44. 点検中、ターンテーブル裏腐食。
A45. 点検中、上ターンテーブル裏腐食2。
A51. 点検中、駆動モーター取り付け部。
A61. 点検中、アーム取り付け部。
C. 修理状況
C11. 修理前 制御基板
C12 .修理後 制御基板、 半固定VR2個、電解コンデンサー7個、フイルムコンデンサー2個交換
C13. 修理前 制御基板裏
C14. 修理(半田補正)後 制御基板裏
C15. 完成制御基板基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C21. 修理前 電源・フューズ基板
C41. 修理後 電源・フューズ基板
C43. 修理前 電源・フューズ基板裏
C44. 修理(半田補正)後 電源・フューズ基板裏
C45. 完成電源・フューズ基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C51. 修理中 モーター取り出す
C52. 修理中 モーター固定子巻き線。
C53. 修理中 モーター上側軸受け、オイル切れでキズあり。
C61. 修理中 モーター回転子、錆びが出ている。
C62. 修理後 モーター回転子、錆びを落とす。
C63. 修理中 モーター回転子、軸側。 錆びが出ている。
C64. 修理後 モーター回転子、軸側。錆びを落とす。
C65. 修理中 モーター回転子、横から。 錆びが出ている。
C66. 修理中 モーター回転子、軸側。 錆びを落とす。
C67. 修理中 モーター回転子、軸。 。
C71. 修理中 モーターFGコイル。
C72. 修理中 モーター下側軸受け、オイル切れで削られている。
C73. 修理中 モーターFGコイル、絶縁コートで固定する。
C81. 修理前、アース接続端子折れ。
C82. 修理(交換)後、アース接続端子。
C85. 交換部品
C91. 修理前  下から見る
C92. 修理後  下から見る
C95. 完成、下から見る。
C96. 完成、上から見る。
CB. 下蓋及び本体木部 修理状況
CB10. 修理前 本体前下裏の圧縮材。
CB11. 修理中 本体前下裏の圧縮材、水性木工ボンドを塗布する。
CB12. 修理中 本体前下裏の圧縮材、乾燥後さらに割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
CB13. 修理前 本体右下裏の圧縮材。
CB14. 修理中 本体右下裏の圧縮材、水性木工ボンドを塗布する。
CB15. 修理中 本体右下裏の圧縮材、乾燥後さらに割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
CB16. 修理前 本体後下裏の圧縮材。
CB17. 修理中 本体後下裏の圧縮材、水性木工ボンドを塗布する。
CB18. 修理中 本体後下裏の圧縮材、乾燥後さらに割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
CB19. 修理前 本体左下裏の圧縮材。
CB20. 修理中 本体左下裏の圧縮材、水性木工ボンドを塗布する。
CB21. 修理中 本体左下裏の圧縮材、乾燥後さらに割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
CB40. 修理前 底板表。
CB41. 修理(塗装)後 底板表、キズを消す為と割れを防ぐのに、ラッカーを吹く。
CB42. 修理前 底板裏側。
CB43. 修理中 底板裏側、 取り付け穴、圧縮材に、水性木工ボンドを塗布する。
CB44. 修理(塗装)後 底板裏側、さらに、キズを消す為と割れを防ぐのに、ラッカーを吹く。
CB45. 修理前 右側クション足。
CB452. 修理中 クション足を取る。
CB453. 修理中 クション足取り付け穴、裏の圧縮材、水性木工ボンドを塗布する。
CB454. 修理中 クション足取り付け穴、裏の圧縮材、さらに、キズを消す為と割れを防ぐのに、ラッカーを吹く。
CB46. 修理前 左クション足。
CB462. 修理中 クション足を取る。
CB463. 修理中 クション足取り付け穴、裏の圧縮材、水性木工ボンドを塗布する。
CB464. 修理中 クション足取り付け穴、裏の圧縮材、さらに、キズを消す為と割れを防ぐのに、ラッカーを吹く。
CB47. 修理前 クション足
CB472. 修理中 クション足。
CB481. 修理後 クション足を取り付ける、前から。
CB482. 修理後 クション足を取り付ける、後から。
CB51. 修理中 底板裏、トランスカバーを取付ける所。
CB52. 修理中 底板裏、トランスカバーを取付ける所、水性木工ボンドを塗布する。
CB53. 修理(塗装)後 底板裏、トランスカバーを取付ける所、キズを消す為と割れを防ぐのに、ラッカーを吹。
CB54. 修理前 底板裏、アーム取り付け穴。
CB55. 修理中 底板裏、アーム取り付け穴、水性木工ボンドを塗布する。
CB56. 修理中 底板裏、アーム取り付け穴、裏の圧縮材、さらに、キズを消す為と割れを防ぐのに、ラッカーを吹く。
CB5B. 修理前 底板蓋止めネジや基板止めネジ。
CB5C. 修理(塗装)中 底板蓋止めネジや基板止めネジ、錆止めにラッカーを吹き付ける。
CB61. 修理(清掃)中、ターンテーブル表、左側清掃中、タバコのヤニ取り。
CB63. 修理(研磨・清掃)中、ターンテーブル裏、左側研磨中、錆が深いので効果が見えない。
CB64. 修理(研磨・清掃)中、ターンテーブル裏、車のワックスをかける。
CB65. 修理(研磨・清掃)後、拭き取った布には錆が付く。
E. 調整・測定
E1.  ストロボで測定。「33回転」
E2.  ストロボで測定。「45回転」
E5. 完成。  24時間エージング、左は「Technics SP−10」。
S. MICRO SEIKI SX−111FV の仕様(マニアル・カタログより) 
型名 SX-111FV. F=Float、V=Vacuum
ターンテーブル 砲金製
ターンテーブル重量 10kg
イナーシャ 1,500kg・cm2
速度微調整 ±6%
外形寸法 532mmW×230mmH×440mmD
重量 27kg
付属エアポンプユニット外形寸法 200mmW×217mmH×360mmD
付属エアポンプユニット重量 6.3kg
定価 \380,000(1983年発売 )
                    sx111fv3-2j
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