Sansui B−2301L. 8台目修理記録
2019/8/4持込   8/26完成
注意 このAMPはアースラインが浮いています
    AMPのシャーシにSPの線(アース側)を接続してはいけません
    RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません
このAMPは、DC入力しかなく、バランスの崩れたプリAMPを繋ぐと、過大入力となります
詳しくはここを参照してください


A. 修理前の状況

T. 修理前点検測定

B. 原因
  • 各部経年劣化。
    かなりの電解コンデンサーが交換されている。

C. 修理状況

K. 裏パネル加工・塗装

D. 使用部品
  • バイアス・バランス半固定VR                  10個。
    電解コンデンサー                         76個 。
    フイルムコンデンサー                       11個。
    リレー                                 3個。
    SP端子、WBT−0702PL                 2組4個。
    RCA端子、WBT−0201                   1組2個。
    3Pインレット、FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ     1個。
    照明LED                                32個。


E. 調整・測定

F. 修理費  180,000円    オーバーホール修理。

Y. ユーザー宅の設置状況

S. Sansui B−2301L の仕様(マニアル・カタログより)


A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
   重いので、何時も撮影するデスクに設置できず、玄関上がり間で撮影しました。
   ストロボの数が少なく綺麗に撮影出来ませんでした!
   特に、サイドパネルはデコラ(表に貼られた透明の樹脂)に床の絨緞が映り込み、光沢が消えています。
A11. 点検中 前から見る。液晶パネルの上下のスジは絨緞のつなぎ目の映り込み。
A12. 点検中 右から見る。サイドパネルはデコラ(表に貼られた透明の樹脂)に床の絨緞が映り込み、光沢が消えています。
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 左から見る。サイドパネルはデコラ(表に貼られた透明の樹脂)に床の絨緞が映り込み、光沢が消えています。
A15. 点検中 上から見る
A16. 点検中 上下蓋、サイドパネルを外し、上から見る
A17. 点検中 上下蓋、左右パネル、シールドを外し、上から見る
A21. 点検中 下前から見る。液晶パネルに絨緞の映り込み。
A22. 点検中 下左から見る。サイドパネルはデコラ(表に貼られた透明の樹脂)に床の絨緞が映り込み、光沢が消えています。
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下右から見る。サイドパネルはデコラ(表に貼られた透明の樹脂)に床の絨緞が映り込み、光沢が消えています。
A25. 点検中 下から見る
A26. 点検中 上下蓋、左右パネル、シールドを外し、下から見る。付いている下足は修理用。
A31. 点検中 上下蓋、左右パネルを外し、前右から見る。
A32. 点検中 上下蓋、左右パネルを外し、後左から見る。
A33. 点検中 上下蓋、左右パネルを外し、下前左から見る。
A34. 点検中 上下蓋、左右パネルを外し、下前右から見る。
A41. 点検中 幾たびかの輸送の衝撃で、曲がった「右側ドライブ供給電源の電解コンデンサー」
A42. 点検中 幾たびかの輸送の衝撃で、曲がった「左側ドライブ供給電源の電解コンデンサー」
A51. 点検中 電源トランスの詰め物、焼けも無く、綺麗です。
A61. 点検中 SP接続リレー比較 左=付いていた接点容量7A=8Ω出力だと392W定格
                       右=交換する接点容量10A=8Ω出力だと800W定格
                      このAMPでは、2パラで使用していますが、片側はアークにさらされ、2倍にはなりません。
A71. 点検中 電源コード。
A72. 点検中 電源コード位置に3Pインレット取付可能。FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ使用。
A81. 点検中 SP接続端子。   
A82. 点検中 SP接続端子。 WBT−0702PLに交換可能。  
A91. 点検中 RCA端子。
A92. 点検中 RCA端子。 WBT−0201交換可能。
T. 修理前点検測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます
T0. 出力・歪み率測定。
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
カメラ故障で紛失?
T1. 50Hz入力、R側SP出力電圧48V=288W出力、 2.8歪み。
             L側SP出力電圧48V=288W出力、 3.7%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
T2. 1kHz入力、R側SP出力電圧49V=300W出力、 1.82%歪み。
             L側SP出力電圧49V=300W出力、 2.0%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T3. 10kHz入力、R側SP出力電圧49V=300W出力、 0.72%歪み。
              L側SP出力電圧49V=300W出力、 0.86%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
T4. その時のVU−LCD表示
T5. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます
C1. 修理中 シャーシを反転するので、RL終段AMPブロックを取り外し、保護の為、プチプチを巻き付けた所。
C2. 修理中 シャーシを反転した所。
C11. 修理前 R側AMPブロック
C12. 修理前 R側AMPブロック、 反対側。
C13. 修理中 R側AMPブロック、横取り付けの電解ブロックコンデンサー、底だけの固定なので曲がっている。
C14. 修理後 R側AMPブロック、 横取り付けの電解ブロックコンデンサー、頭の所を固定する。
C15. 修理中 R側AMPブロック、横取り付けの電解ブロックコンデンサー、底だけの固定なので曲がっている。
C16. 修理後 R側AMPブロック、 横取り付けの電解ブロックコンデンサー、頭の所を固定する。
C17. 修理後 R側AMPブロック
C18. 修理後 R側AMPブロック、 反対側。
C21. 修理前 R側AMP基板
C22. 修理中 R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C231. 修理中 R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材が、銅を腐食している。
C232. 修理中 R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材が、銅を腐食している。
C234. 修理中 R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材が、銅を腐食している。
C24. 修理中 R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材。
  • 小生は下記の様な熟練工でないので、時間を掛けて熱を加え、粘着力を弱め丁寧に取る除く。
    この時温度を上げすぎると有毒なガスが発生します。
    トルエン使用接着材取、ドライバーでガリガリ!これぞ職人!          
C25. 修理後 R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材を取り除き、防湿材を塗る。
C26. 修理中 R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材2、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C271. 修理中 R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材が、銅を腐食している。
C272. 修理中 R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材が、銅を腐食している。
C273. 修理後 R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材が、銅を腐食している。
C28. 修理中 R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材。
  • 小生は下記の様な熟練工でないので、時間を掛けて熱を加え、粘着力を弱め丁寧に取る除く。
    この時温度を上げすぎると有毒なガスが発生します。
    トルエン使用接着材取、ドライバーでガリガリ!これぞ職人! 
C29. 修理後 R側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材を取り除き、防湿材を塗る。
C2A. 修理後 R側AMP基板。 初段FET(電界効果トランジスター)、バランス・バイアス調整用半固定VR4個、電解コンデンサー16個、ダイオード4個交換。
C2B. 修理前 R側AMP基板裏
C2C. 修理(半田補正)後 R側AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C2D. 完成R側AMP基板裏  洗浄後防湿材を塗る
C31. 修理前 L側AMPブロック
C32. 修理前 L側AMPブロック、 反対側。
C33. 修理中 L側AMPブロック、横取り付けの電解ブロックコンデンサー、底だけの固定なので曲がっている。
C34. 修理後 L側AMPブロック、 横取り付けの電解ブロックコンデンサー、頭の所を固定する。
C35. 修理中 L側AMPブロック、横取り付けの電解ブロックコンデンサー、底だけの固定なので曲がっている。
C36. 修理後 L側AMPブロック、 横取り付けの電解ブロックコンデンサー、頭の所を固定する。
C37. 修理後 L側AMPブロック。
C38. 修理後 L側AMPブロック、 反対側。
C41. 修理前 L側AMP基板
C42. 修理中 LAMP基板、電解コンデンサー固定用の接着材。当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C431. 修理中 L側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材が、銅を腐食している。
C432. 修理中 L側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材が、銅を腐食している。
C44. 修理中 L側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材。
  • 小生は下記の様な熟練工でないので、時間を掛けて熱を加え、粘着力を弱め丁寧に取る除く。
    この時温度を上げすぎると有毒なガスが発生します。
    トルエン使用接着材取、ドライバーでガリガリ!これぞ職人!           
C45. 修理後 L側AMP基板、電解コンデンサー固定用の接着材を取り除き、防湿材を塗る。
C46. 修理中 L側AMP基板、電解コンデンサー固定用の接着材。当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C471. 修理中 L側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材が、銅を腐食している。
C48. 修理中 L側AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材。
  • 小生は下記の様な熟練工でないので、時間を掛けて熱を加え、粘着力を弱め丁寧に取る除く。
    この時温度を上げすぎると有毒なガスが発生します。
    トルエン使用接着材取、ドライバーでガリガリ!これぞ職人!        
C49. 修理後 L側AMP基板、電解コンデンサー固定用の接着材2を取り除き、防湿材を塗る。
C4A. 修理後 L側AMP基板。 初段FET(電界効果トランジスター)、バランス・バイアス調整用半固定VR4個、電解コンデンサー16個、ダイオード4個交換。
C4B. 修理前 L側AMP基板裏
C4C. 修理(半田補正)後 L側AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C4D. 完成L側AMP基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C51. 修理中 AMPブロック引きだし電線。
C52. 修理後 AMPブロック引きだし電線。電線を保護する。
C53. 修理中 AMPブロック引きだし電源線。
C54. 修理後 AMPブロック引きだし電源線。電線を保護する。フイルムコンデンサー4個追加。
C61. 修理前 電源・プロテクト基板。
C62. 修理後 電源・プロテクト基板 電解コンデンサー14個、フイルムコンデンサー7個、電源投入リレー1個交換
          短絡事故を起こす、「ブチルゴム巻・銅箔スチロールコンデンサー」はセラミックコンデンサーに交換する。
                         詳しくは、こちら参照
C63. 修理前 電源・プロテクト基板裏、 基板裏付け部品は、表へ移動する。
C632. 修理中 電源・プロテクト基板裏。 フイルムコンデンサー固定用の接着材、銅箔が腐食している。
C64. 修理(半田補正)後 電源・プロテクト基板裏。 半田を全部やり直す。
C65. 完成電源・プロテクト基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C71. 修理前 入力AMP基板。電解コンデンサーが交換されている。
           電解コンデンサーの頭のチェック印が修理者の慎重な人格を表す。
C712. 修理中 R側入力AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C713. 修理中 R側入力AMP基板。ダイオード足に緑青が発生。
C714. 修理中 R側入力AMP基板。 抵抗足に緑青が発生。
C715. 修理後 L側入力AMP基板。 電解コンデンサー固定用の接着材を取り除き、防湿材を塗る。
C716. 修理中 L側入力AMP基板。 電解コンデンサー固定用の接着材2、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C717. 修理中 L側入力AMP基板。 抵抗足、フイルムコンデンサー足に緑青が発生。
C718. 修理中 L側入力AMP基板。 抵抗足、ダイオード足に緑青が発生。
C719. 修理後 L側入力AMP基板。電解コンデンサー固定用の接着材を取り除き、防湿材を塗る。
C72. 修理後 入力AMP基板。 電解コンデンサー12個、半固定VR2個交換。
C73. 修理前 入力AMP基板裏
C74. 修理(半田補正)後 入力AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C75. 完成入力AMP基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C81. 修理前 入力VR基板
C82. 修理前 入力VR基板裏
C822. 修理前 入力VR基板裏、RCA端子への配線。 DCカットコンデンサーが付けられている。
C83. 修理(半田補正)後 入力VR基板裏。 半田を全部やり直す。
C832. 修理(半田補正)後 入力VR基板裏。 念の為切断されたアースラインを補強する。
C84. 完成入力VR基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C91. 修理中 入力端子。
C92. 修理(交換)後 入力端子。
C95. 修理前 入力キャノンコネクター裏配線。
C96. 修理後 入力キャノンコネクター裏配線。
C97. 修理前 入力RCA端子。
C98. 修理(交換)後 入力RCA端子。 WBT−0201 に交換。
C99. 修理前 入力RCA端子裏配線。
C9A. 修理(交換)後 入力RCA端子裏配線。最短距離で接続。
C9B. 修理後 入力RCA端子裏配線。
CA1. 修理中 SP接続端子。
CA2. 修理(交換)後 SP接続端子。 WBT−0702PL2組使用。
CA3. 修理(交換)後 SP接続端子。 YラグはWBT 0681Cu
CA3.修理中 SP接続端子ブロック。SP接続端子の固定ナットは半田付けされている。
CA5. 修理中 SP接続端子ブロック。 SP接続端子取付板は銅製で1mm厚なので弱い、端子の所は押されて凹んでいる。
CA6. 修理中 SP接続端子ブロック。 SP接続端子取付板裏側に1.6mm厚の両面ガラスエポキシプリント基板を接着して、補強する。
CA7. 完成 SP接続端子ブロック、反対側。 SP接続端子取付板裏側に1.6mm厚の両面ガラスエポキシプリント基板を接着して、補強する。
CA8. 完成 SP接続端子ブロック。 SP接続端子固定プラスチックも接着する。
CB1. 修理中 SP接続リレー基板
CB2. 修理後 接続リレー基板、リレ2個交換。
CB3. 修理前 接続リレー基板裏
CB5. 修理(半田補正)後 接続リレー基板裏。 半田を全部やり直す。
CB6. 完成SP接続リレー基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CC1. 修理前 電源表示LED基板・モードSW基板
CC2. 修理前 電源表示LED基板裏・モードSW基板裏
CC3. 修理(半田補正)後 電源表示LED基板裏・モードSW基板裏。 半田を全部やり直す。
CC4. 完成電源表示LED基板裏・モードSW基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CD1. 修理前 VUメータ。 ストロボを使用して撮影するのでLCD保護の為LCDの上に紙を置。
CD2. 完成VUメータ。 ストロボを使用して撮影するのでLCD保護の為LCDの上に紙を置。
CD3. 修理前 VUメータ裏
CD4. 完成VUメータ裏。 洗浄後防湿材を塗る。ストロボを使用して撮影するのでLCD保護の為LCDの上に紙を置。
CE1. 修理前 VUメータ基板1
CE2. 修理後 VUメータ基板1。 電解コンデンサー12個交換。
CE3. 修理前 VUメータ基板1裏。
CE4. 修理(半田補正)後 VUメータ基板1裏。 半田を全部やり直す。
CE5. 完成VUメータ基板1裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CE6. 修理前 VUメータ基板2
CE7. 修理後 VUメータ基板2。 電解コンデンサー1個交換。
CE8. 修理前 VUメータ基板2裏
CE9. 修理(半田補正)後 VUメータ基板2裏。 半田を全部やり直す。
CEA. 完成VUメータ基板2裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CF1. 修理中 VUメータバックランプ。
CF2. 修理後 VUメータバックランプ。 ユーザーの要望でLED(4個×8組=32ケ)に交換。
CF3. 修理前 VUメータランプ基板裏
CF4. 修理(半田補正)後 VUメータランプ基板裏。整流回路取り付ける、LEDは残光があり平滑コンデンサーは不要。
CF5. 完成VUメータランプ基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CG1. 修理中 LED表示基板
CG2. 修理前 LED表示基板裏
CG3. 修理(半田補正)後 LED表示基板裏。 半田を全部やり直す。
CG4. 完成LED表示基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CH1. 修理前 電源ブロック電解コンデンサー周り
CH2. 修理後 電源ブロック電解コンデンサー周り、 B−2302Vと同じく、電解コンデンサー4個、フイルムコンデンサー2個追加
CI1. 修理前 電源コード周り。
CI2. 修理(加工)中 電源ケーブル挿入部、3Pインレット取り付け穴を開ける。
CI3. 修理(加工)中 電源ケーブル挿入部、3Pインレット取り付け穴を開ける、ハンドツールなので時間がかかる。
CI4. 修理(交換)後 電源コードを3Pインレット取付。
CI5. 修理(交換)後 3Pインレット裏配線。 しっかりとアースを取る。
CJ1. 修理前  裏パネル裏側。
CJ2. 修理後  裏パネル裏側。
CK1. 修理前  アースポイント端子回りの配線。
CK2. 修理後  アースポイント端子回りの配線。
CL1. 交換した部品1
CL2. 交換した部品2
CL3. 交換した部品3。
CM1. 修理前 上から見る
CM2. 修理後 上から見る
CM3. 修理前 下から見る
CM4. 修理後 下から見る
CM5. 完成後から見る。綺麗なお尻で帰ります。
K. 裏パネル加工・塗装。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
K1. 修理前 後パネル。
K2. 修理(塗装)後 後パネル。
K3. 修理中 後パネル。乾燥中。
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます
E0. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E1. 50Hz入力、R側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0023歪み。
             L側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0024%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E2. 100Hz入力、R側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0032%歪み。
              L側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0030%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E3. 500Hz入力、R側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0062%歪み。
              L側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0062%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E4. 1kHz入力、R側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0088%歪み。
             L側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0086%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E5. 5kHz入力、R側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0106%歪み。
             L側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0108%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E6. 10kHz入力、R側SP出力電圧49V=300W出力、 0.020%歪み。
              L側SP出力電圧49V=300W出力、 0.020%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E7. 50kHz入力、R側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0092歪み。
              L側SP出力電圧49V=300W出力、 0.0095%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E8. その時のVU−LCD表示
E9. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
EA. 引き続き24時間エージング。 左は SM−SX300. 3台目
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況.
S. Sansui B−2301L の仕様(マニアルより) 
型式 ステレオパワーアンプ B-2301
定格出力 300W+300W(8Ω,20Hz〜20kHz)
550W+550W(4Ω,1kHz)
全高調波歪率 0.003%以下(定格出力時,10Hz〜20kHz)
混変調歪率 0.003%以下(60Hz:7kHz=4:1)
周波数特性 DC〜300kHz(+0,−3dB)
S/N比 120dB
スルーレイト ±300V/μs
ライズタイム 0.5μs
入力 1V(15kΩ)Normal/2V(10kΩ)Balanced
TIM歪 測定限界以下
エンベロープ歪み 測定限界以下
定格消費電力 630W(定格、電気用品取締法による)
寸法 474W×215H×498Dmm
重量 37kg
価格 470,000(1982年発売)
                    b2301-854
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