横河電機 VTV−112(JI−177B). 2台目修理記録 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A. 修理前の状況。
B. 原因
C. 修理状況。
CC. 寸評
E. 測定。 EE. Gm直読み最終校正・測定 EF. 高Gm管、高出力管のGm測定 EG. 最近の真空管のGm測定+波形確認 F. 変更回路図 S. 横河電機 VTV−112(JI−177B) の仕様(カタログ・マニアルより) |
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A. 修理前の状況。 A11. 外観 前から見る。 |
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A112. 外観 前から見る。切れた取っ手。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A113. 外観 前から見る。切れた取っ手を接着材で接続するか、新規に製作するか?。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A12. 外観 前右から見る | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A13. 外観 後から見る | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A14. 外観 後左から見る | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A21. 外観 上から見る。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A22. 外観 下から見る。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A31. 外観 下前から見る。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A32. 外観 下前左から見る | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A33. 外観 下後から見る。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A34. 外観 下後右から見る | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A41. 点検中 上蓋を開ける。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A42. 点検中 ジャンパー線。シールド付きジャンパー線が無。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A51. 点検中 操作パネル表。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A512. 点検中 操作パネル表。MT9ピンソケットが交換されてる。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A513. 点検中 操作パネル表。左側電圧計が断線している。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A52. 点検中 電源コードは経年変化で堅い。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A53. 点検中 パネル裏。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A532. 点検中 パネル裏。止めビスの回りが塗料が取られてある。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A54. 点検中 シャシ・パネル上から。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A55. 点検中 シャシ・パネル下から。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A56. 点検中 シャシ・パネル右から。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A57. 点検中 シャシ・パネル左から。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A58. 点検中 裏シャシ・パネルを倒す。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A59. 点検中 前シャシ・パネルと裏シャシ・パネルを倒す。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A61. 点検中 真空管への配線、シールドを施している。 TV-7やTV2の「フェライトビーズ」を挿入に相当。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
C. 修理状況。 C01. 修理中 取扱い説明書の入手。 |
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C02. 修理中 操作基準表(チャート)の入手。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
C03. 修理中 誤操作を防ぐ為、ジャンパー線を色別にする。赤=プレート、黄色=第1グリッド、白色=ヒータ、等。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
C11. 修理中 E1GのVRを取り出す為、隣のEsgVRを緩める。 軸の作り精度が悪く軸受けが抜けない! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
C12. 修理中 取り出した、E1GのVR。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
C13. 修理中 取り出した、E1GのVR、密閉型なのですが? | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
C14. 修理中 取り出した、E1GのVR、密閉型なのですが、逆に湿気が隠り、腐食した可能性が大きい。 緑青が出ている所が断線ケ所、8ヶ所断線! |
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C21. 修理中 取り出した、ESGのVR。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
C22. 修理中 取り出した、ESGのVR、開放型なので、腐食した可能性が大きい。 緑青は出ていないが断線ケ所、10ヶ所断線! |
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C−7C. 修理前 太く堅い電源コード。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
C−7D. 修理(交換)後 柔らかいビニール電源コードを使用。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
C−8A. 修理中 メータに保護ダイオード取り付け。 電源表示にオクタルソケットの中心にLED取り付け。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
C−E. 交換した部品 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
C−H. 最終完成 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
C−I. カラーツマミを付けて、最終完成 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
E. 測定。 E−1. 測定、6CA7(EL−34)を測定。 |
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E−2. 測定、5AR4を測定。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
E−3. 測定、ECC83(12AX7)を測定。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
E5−2. 測定、 電力増幅管「6CA7(EL−34)」。 相互コンダクタンス=9000〜11000μmho(1960/1962ナショナル真空管ハンドブックより) |
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E5−3. 測定、 水平偏向発振・垂直偏向発振・出力用 双3極管「12BH7」。 相互コンダクタンス=3100μmho(1960/1962ナショナル真空管ハンドブックより) |
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E5−4. 測定、 高周波増幅用 双3極管「12AT7」。 相互コンダクタンス=3750〜6700μmho(1960/1962ナショナル真空管ハンドブックより) |
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E5−5. 測定、 高周波増幅5極管「6AU6」。 相互コンダクタンス=3900〜5200μmho(1960/1962ナショナル真空管ハンドブックより) |
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E5−7. 調整を終え完成、 真空管のデーターも豊富で使いやすい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EE. Gm直読み最終校正・測定 Hickok 600AはEp=150V、Esg=130V、eg1=2.5Vの固定で測定します。 真空管メーカの規格表は6GB8やKT88等の大型の出力管はEp、Esgの電圧が高く、電流も多く流れる為、誤差がでます。 TV球や後発の高Gm管は、eg1がもっと小さいので、誤差がでます。 EE−1A. 3000μmhoレンジでの「12BH7」測定=2600μmho、この試験の為、少しぼけた3000μmho以内のを使用する。 |
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EE−1B. 6000μmhoレンジでの「12BH7」測定、 Gm=2600μmho | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EE−1C. 15000μmhoレンジでの「12BH7」測定、Gm=2600μmho | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EF. 高Gm管、高出力管のGm測定。 EF−1A. 15000μmhoレンジでの高Gm管「6DJ8」測定、Gm==10250μmho。 相互コンダクタンス=12500μmho「Ep=90V、Ip=15mA、eg1=−1.3V」(1960/1962ナショナル真空管ハンドブックより)。 相互コンダクタンス=12250μmho(RC−30 Receiving Tube Manualより)。 相互コンダクタンス=12500μmho「Ep=90V、Ip=15mA、Eg1=−1.3V、」(インプレス オーディオ用真空管マニアルより)。 2.5Vの信号電圧では大きすぎて、誤差大きい。 |
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EF−1B. 15000μmhoレンジでの高Gm管「6DJ8−2本目」、Gm=測定=12250μmho。 相互コンダクタンス=12500μmho「Ep=90V、Ip=15mA、eg1=−1.3V」(1960/1962ナショナル真空管ハンドブックより)。 相互コンダクタンス=12250μmho(RC−30 Receiving Tube Manualより)。 相互コンダクタンス=12500μmho「Ep=90V、Ip=15mA、Eg1=−1.3V、」(インプレス オーディオ用真空管マニアルより)。 2.5Vの信号電圧では大きすぎて、誤差大きい。 |
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EF−1C. 「6DJ8−2本目」測定の入出力波形、赤色=グリッド電圧、黄色=プレート電圧。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EF−1D. 15000μmhoレンジでの高Gm管「6RHH8」測定、Gm=8200μmho。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EF−1E. 「6RHH8」測定の入出力波形、赤色=グリッド電圧、黄色=プレート電圧。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EF−2. 15000μmhoレンジでの高Gm管「6BQ5」測定、Gm=77250μmho。 相互コンダクタンス=11300μmho「Ep=250V、Esg=250V、Ip=48mA、eg1=−7.3V」(1960/1962ナショナル真空管ハンドブックより)。 2.5Vの信号電圧では大きすぎて、誤差大きい。 |
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EF−3A. 15000μmhoレンジでの虎の子「6GB8」測定、Gm=9250μmho。 コンダクタンス=20000μmho「Ep=250V、Esg=250V、Ip=140mA、eg1=−8V」(誠文堂新光社 実用真空管ハンドブックより)。 電流容量が足りず、誤差大きい。 |
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EF−3B. 15000μmhoレンジでの高出力管「6GB8」測定、「6GB8を挿入してから、Line電圧を設定する」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EF−3C. 15000μmhoレンジでの高出力「6GB8」測定、Gm=14500μmho。 コンダクタンス=20000μmho「Ep=250V、Esg=250V、Ip=140mA」(誠文堂新光社 実用真空管ハンドブックより)。 かなり改善されましたが? |
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EF−4A. 15000μmhoレンジでの高出力管「KT88」測定、Gm=8700μmho。 相互コンダクタンス=11500μmho「Ep=250V、Esg=250V、Ip=140mA」(インプレス オーディオ用真空管マニアルより)。 電流容量が足りず、誤差大きい。 |
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EF−4B. 15000μmhoレンジでの高出力管「KT88」測定、「KT88を挿入してから、Line電圧を設定する」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EF−4C. 15000μmhoレンジでの高出力管「KT88」測定=10500μmho 相互コンダクタンス=11500μmho「Ep=250V、Esg=250V、Ip=140mA」(インプレス オーディオ用真空管マニアルより) かなり改善されました。 |
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EF−5A. 15000μmhoレンジでの高出力管「6CA7」測定、「6CA7を挿入してから、Line電圧を設定する」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EF−5B. 15000μmho高出力管「6CA7」測定、Gm=8750μmho。 コンダクタンス=11000μmho「Ep=250V、Esg=250V、Ip=70mA、eg1=−14.5V」(誠文堂新光社 実用真空管ハンドブックより)。 誤差大きい。 |
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EG. 最近の真空管のGm測定+波形確認。 EG−1. 右のデジタルオシロはデモで拝借。 「YOKOGAWA DLM2024」 |
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EG−2. JJ−ECC99、electro−harmonix12BH7AEH。 「購入先はこちら」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EG−2B. 6000μmhoレンジでの「JJ−ECC99」測定、Gm=6000μmho。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EG−2C. 「JJ−ECC99」測定の入出力波形、赤色=グリッド電圧、黄色=プレート電圧。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EG−2D. 6000μmhoレンジでの「electro−harmonix12BH7AEH」測定、Gm=3100μmho。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EG−2E. 「electro−harmonix12BH7AEH」測定の入出力波形、赤色=グリッド電圧、黄色=プレート電圧。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EG−3. JJ−ECC81、electro−harmonix12AT7EH。 「購入先はこちら」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EG−3B. 6000μmhoレンジでの「JJ−ECC81」測定、Gm=5500μmho。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EG−3C. 「JJ−ECC81」測定の入出力波形、赤色=グリッド電圧、黄色=プレート電圧。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EG−2D. 6000μmhoレンジでの「electro−harmonix12AT7EH」測定、Gm=4000μmho。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EG−2E. 「electro−harmonix12AT7EH」測定の入出力波形、赤色=グリッド電圧、黄色=プレート電圧。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EG−3. electro−harmonix12AX7EH、SOVTEC12AX7WA、JJ−ECC83S。 「購入先はこちら」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EG−3B. 3000μmhoレンジでの「electro−harmonix12AX7EH」測定、Gm=1550μmho。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EG−3C. 「lectro−harmonix12AX7EH」測定の入出力波形、赤色=グリッド電圧、黄色=プレート電圧。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EG−3D. 3000μmhoレンジでの「SOVTEC12AX7WA」測定、Gm=1600μmho。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EG−3E. 「SOVTEC12AX7WA」測定の入出力波形、赤色=グリッド電圧、黄色=プレート電圧。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EG−3F. 3000μmhoレンジでの「JJ−ECC83S」測定=1750μmho。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
EG−3G. 「JJ−ECC83S」測定の入出力波形、赤色=グリッド電圧、黄色=プレート電圧。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
F. 変更回路図。 F−1A. 修理前 修理前 Emisson Measurement Circuit 「回路図は全て830Wより引用」 |
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F−1B. 修理後 Emisson Measurement Circuit | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
F−2A. 修理前 Plate・Screen Supply Circuit | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
F−2B. 修理後 Plate・Screen Supply Circuit。 プレート回路にゼナーダイオード挿入して、他の機種との同調の為、150V確定する。 |
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S. 横河電機 VTV−112(JI−177B) の仕様(カタログ・マニアルより) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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