MICROSEIKI SX−777 FV修理記録
「同時修理 RP1110. 9台目」     平成22年2月15日到着  3月3日完成
A. 修理前の状況
  • モーターが、全く回らなくなりました。
    ターンテーブルのセンターに少し注油しました。


B. 原因
  • モータオイル切れ焼き付。
    駆動基板故障。
    各部経年劣化。

C. 修理状況
  • 本体基板修理。
    モータ修理。
    ターンテーブル清掃・研磨・点検・注油。
    本体木部修理。
    各種基板修理。

CB. 下蓋及び本体木部 修理状況

D. 使用部品
  • 電解コンデンサー       22個。
    半固定VR           3個。
    フイルムコンデンサー     5個。


E. 調整・測定

F. 修理費  80,000円

S. MICRO SEIKI SX−777FV の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の点検状況
A11. 点検中、前から見る。
A12. 点検中、右から見る。
A13. 点検中、後から見る。
A14. 点検中、左から見る。
A15. 点検中、下前から見る。
A16. 点検中、下後から見る。
A21. 点検中、上から見る。
A22. 点検中、ガラステーブルを見る。
A23. 点検中、ガラステーブルを見る、キズか汚れ?
A31. 点検中 下から見る。
A32. 点検中 下蓋を外し、下から見る。
A41. 点検中、ターンテーブル。
A42. 点検中、ターンテーブル軸のオイル、固着している?
A43. 点検中、上ターンテーブル裏。
A44. 点検中、ターンテーブル裏、緑青が出始めている。
A45. 点検中、上ターンテーブル裏、緑青が出始めている、拡大。
C. 修理状況
C11. 修理前 制御基板
C12 .修理後 制御基板、 半固定VR2個、電解コンデンサー7個、フイルムコンデンサー2個交換
C13. 修理前 制御基板裏
C14. 修理(半田補正)後 制御基板裏
C15. 完成制御基板基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C21. 修理前 電源・33/45切替基板
C22. 修理後 電源・33/45切替基板。 半固定VR1個、電解コンデンサー6個、リレー1個交換
C23. 修理前 電源・33/45切替基板裏
C24. 修理(半田補正)後 電源・33/45切替基板裏
C25. 完成電源・33/45切替基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C31. 修理前 ストロボ基板
C32. 修理後 ストロボ基板 電解コンデンサー1個交換
C33. 修理前 ストロボ基板裏
C34. 修理(半田補正)後 ストロボ基板裏
C35. 完成ストロボ基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C41. 修理前 フューズ基板
C43. 修理前 フューズ基板裏
C44. 修理(半田補正)後 フューズ基板裏
C45. 完成フューズ基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C51. 修理前 モーター
C52. 修理前 モーターを軸側から見る、軸が焼き付いている。
C53. 修理前 モーターを軸側から見る、軸が焼き付いている、拡大。
C54. 修理前 モータープリーに固着したオイル。
C55. 修理前 モーター移動用ラック歯車、グリスが堅く汚れている。
C56. 修理後 モーター移動用ラック歯車、グリスが堅く汚れている。
C57. 修理中 モーター架台分解、オイルが固着している。
C58. 修理中 モーター架台分解、オイルが固着している、拡大。
C61. 修理中 モーター固定子巻き線。
C62. 修理中 モーター回転子、錆びが出ている。
C63. 修理後 モーター回転子、錆びを落とす。
C64. 修理中 モーター回転子、軸側。 錆びが出ている。
C65. 修理中 モーター回転子、軸側。 錆びを落とす。
C66. 修理中 モーター回転子、軸。 キズあり。
C66. 修理中 モーター回転子、軸拡大。 キズあり。
C71. 修理中 モーターFGコイル。
C72. 修理中 モーターFGコイル、出力部に浮きが見られる。
C73. 修理中 モーターFGコイル、絶縁コートで固定する。
C8. 交換部品
C91. 修理前  下から見る
C92. 修理後  下から見る
C93. 修理前 下蓋止めネジ。
C94. 修理(塗装)中 下蓋止めネジ。ネジ部に覆いをして、錆止めにラッカーを吹き付ける。
C95. 完成、下から見る。
C96. 完成、上から見る。
CB. 下蓋及び本体木部 修理状況
CB10. 修理前 本体前下裏の圧縮材。
CB11. 修理中 本体前下裏の圧縮材、水性木工ボンドを塗布する。
CB12. 修理前 本体右下裏の圧縮材。
CB13. 修理中 本体右下裏の圧縮材、水性木工ボンドを塗布する。
CB14. 修理前 本体後下裏の圧縮材。
CB15. 修理中 本体後下裏の圧縮材、水性木工ボンドを塗布する。
CB16. 修理前 本体左下裏の圧縮材。
CB17. 修理中 本体左下裏の圧縮材、水性木工ボンドを塗布する。
CB18. 修理中 本体前後下裏の圧縮材、乾燥後、2回目の水性木工ボンドを塗布する。
CB19. 修理中 本体前後下裏の圧縮材、乾燥後、2回目の水性木工ボンドを塗布する。
CB20. 修理前 本体上部、タンテーブル架台を取り除いた後。
CB21. 修理中  本体上部、タンテーブル架台を取り除いた後、水性木工ボンドを塗布する。
CB22. 修理前 本体上部、アーム取り付け部。
CB23. 修理中 本体上部、アーム取り付け部、水性木工ボンドを塗布する。
CB24. 修理前 本体上部、ターンテーブル取り付け部。
CB25. 修理中 本体上部、ターンテーブル取り付け部、水性木工ボンドを塗布する。
CB26. 修理前 本体上部、モーター取り付け部。
CB27. 修理中 本体上部、モーター取り付け部、水性木工ボンドを塗布する。
CB28. 修理中 本体上部、さらに、横面に水性木工ボンドを塗布する。
CB29. 修理中 本体上部、反対側、横面に水性木工ボンドを塗布する。
CB31. 修理前 タンテーブル架台表。
CB32. 修理(清掃)後 タンテーブル架台表。
CB33. 修理中 タンテーブル架台裏、オイル交換をする。
CB41. 修理前 底板。
CB42. 修理前 前右クション足。
CB43. 修理前 前左クション足。
CB44. 修理前 後右クション足。
CB45. 修理前 後左クション足。
CB46. 修理前 クション足止めネジ。
CB47. 修理(塗装)中 クション足止めネジ。ネジ部に覆いをして、錆止めにラッカーを吹き付ける。
CB48. 修理(塗装)後 クション足止めネジ。
CB51. 修理前 底板表。
CB52. 修理中 底板表、キズを消す為と割れを防ぐのに、ラッカーを吹く。
CB53. 修理前 底板裏。
CB54. 修理中 底板裏、4本の足と、トランスカバー取る。
CB55. 修理中 底板裏、トランスカバーを取付ける所。
CB56. 修理中 底板裏、トランスカバーを取付ける所、水性木工ボンドを塗布する。
CB57. 完成底板裏、トランスカバーを取付ける所、キズを消す為と割れを防ぐのに、ラッカーを吹く。。
CB58. 修理中 底板裏の圧縮材に、水性木工ボンドを塗布する。
CB59. 修理中 底板裏の圧縮材に、水性木工ボンドを塗布する2。
CB5A. 修理後 底板裏、キズを消す為と割れを防ぐのに、ラッカーを吹く。
CB5B. 修理前 底板蓋止めネジや基板止めネジ。
CB5C. 修理(塗装)中 底板蓋止めネジや基板止めネジ、錆止めにラッカーを吹き付ける。
CB61. 修理前、ターンテーブル裏。
CB62. 修理(研磨・清掃)中、ターンテーブル裏、左側研磨中。
CB63. 修理(研磨・清掃)後、ターンテーブル裏。
CB64. 修理前、ターンテーブル裏。
CB65. 修理(研磨・清掃)中、ターンテーブル裏、左側研磨中。
CB66. 修理前、ターンテーブル裏、緑青が出始めている、拡大。
CB67. 修理(研磨・清掃)後、ターンテーブル裏、拡大。腐食の深度(キズ深さ)はいがいと深い。
E. 調整・測定
E1.  ストロボで測定。「33回転」
E2.  ストロボで測定。「45回転」
E3.  内蔵トロボで測定。「33回転」。
E4.  内蔵トロボで測定。「45回転」。
E5. 完成。  24時間エージング。
S. MICRO SEIKI SX−777FV の仕様(マニアル・カタログより) 
型名 SX-777FV. F=Float、V=Vacuum
モーター 8極24スロットDCブラシレスFGサーボモーター
定格回転数 331/3,45rpm
ターンテーブル 砲金製,重量13kg
慣性モーメント 2トン・cm2
回転数調整範囲 ±6%
電源 AC100V(50/60Hz)
消費電力 13.5W
外形寸法 555W×440D×250Hmm
総重量 46kg
付属品 エアーポンプRP-5070(重量5kg)
アームマウントベースA-1200シリーズ1個
価格 ¥638,000 (1984年発売)
                    sx777fl-33
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。
 Copyright(C) 2021 Amp Repair Studio All right reserved.