MICROSEIKI SX−111FV. 7台目修理記録
「同時修理 RP1110. 21台目」     平成28年5月26日到着  8月5日完成
A. 修理前の状況
  • 30年近く使用してきたのですが、ここにきてターンテーブルが回転しなくなりました。
    モーターは、プーリーが回るので破損はしてないと思います。
    バキュームポンプのチューブを外し、息を吹き込むと、ターンテーブルは回転します。
    チューブの劣化ではないようです。
    ポンプの中をあけて調べたわけではありませんが、中のチューブ、あるいはポンプその藻が破損してる可能性もあるかと思います?


B. 原因

C. 修理状況
  • 本体基板修理。
    モータ修理。
    ターンテーブル清掃・研磨・点検・注油。
    本体木部修理。
    3Pインレット取り付け。
    底板割れ修理。
    タンテーブル軸オイルシールOリング交換。
    タンテーブル軸オイル交換。


W. 下蓋及び本体木部 修理状況

D. 使用部品
  • 電解コンデンサー               10個。
    半固定VR                    2個。
    フイルムコンデンサー             2個。
    3Pインレット                 1個。 FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。
    タンテーブル軸オイルシールOリング  1個。
    オイル。


E. 調整・測定

F. 修理費   115,000円

S. MICRO SEIKI SX−111FV の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の点検状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中、前から見る。
A12. 点検中、前右から見る。
A13. 点検中、後から見る。
A14. 点検中、後左から見る。
A21. 点検中、下前から見る。
A22. 点検中、下前左から見る。
A23. 点検中、下後から見る。
A24. 点検中、下後右から見る。
A31. 点検中、上から見る。
A32. 点検中、タンテーブルを外し上から見る。
A33. 点検中、ガラステーブルを見る。
A34. 点検中、テーブル軸を見る。
A35. 点検中、テーブル軸を上に引いて見る、自重で落ちない!。
           普通は軸受けが密閉構造なので、引き上げ難いので、直ぐに下に引き下がる。
A41. 点検中 下から見る。
A412. 点検中 下から見る。 両面テープ?
A42. 点検中 下蓋を外し、下から見る。
A51. 点検中、ターンテーブル。
A52. 点検中、ターンテーブル裏。
A53. 点検中、ターンテーブル裏。
A54 点検中、ターンテーブル裏、反対側。
A55 点検中、ターンテーブル軸受け。
A56 点検中、ターンテーブル軸受け、反対側。
A61. 点検中、駆動モーター取り付け部。
A62. 点検中、アーム取り付け部。
A71. 点検中 電源コンセントパネル。
A72. 点検中 電源コンセントパネル。
                      3Pインレットに交換可能。FURUTECH製FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C11. 修理前 制御基板
C12 .修理後 制御基板、 半固定VR2個、電解コンデンサー7個、フイルムコンデンサー2個交換
C13. 修理前 制御基板裏
C14. 修理(半田補正)後 制御基板裏
C15. 完成制御基板基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C21. 修理前 電源・フューズ基板
C212. 修理中 電源・フューズ基板。 トルエン溶媒の接着剤。
C213. 修理中 電源・フューズ基板。 トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
C41. 修理後 電源・フューズ基板、 電解コンデンサー3個交換
C43. 修理前 電源・フューズ基板裏
C44. 修理(半田補正)後 電源・フューズ基板裏
C45. 完成電源・フューズ基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C51. 修理中 モーター取り出す
C52. 修理中 モーター分解・清掃・給油。
C53. 修理中 モーター上側軸受け。
C54. 修理中 モーター下側軸受け。
C61. 修理中 モーター回転子、軸側。 少し錆びが出ている。
C62. 修理後 モーター回転子、軸側。 錆びを落とし、CRCを浸透する。
C63. 修理中 モーター回転子、FG磁石側。 少し錆びが出ている。
C64. 修理後 モーター回転子、FG磁石側。 錆びを落とし、CRCを浸透する。
C65. 修理中 モーター回転子軸。 キズがある。
C66. 修理中 モーター回転子軸、 縦横比変更してあります。
C71. 修理中 モーターFGコイル。
C73. 修理中 モーターFGコイル、絶縁コートで固定する。
C74. 修理前 モーター移動用ラック歯車。
C75. 修理後 モーター移動用ラック歯車。
C81. 修理前 電源コンセントパネル。
C82. 修理後 電源コンセントパネル。 FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。に交換
C83. 修理後 電源コンセントパネル裏。
C91. 修理前  速度調整VR。
C92. 修理後  速度調整VR。 ガリ防止の結線。
C93. 修理前 速度表示LED基板
C94. 修理前 速度表示LED基板裏
C95. 修理(半田補正)後 速度表示LED基板裏
C96. 完成速度表示LED基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
CA1. 修理前 タンテーブル軸受けのOリング。 劣化して伸びている。
CA2. 修理(交換)後 タンテーブル軸受けのOリング。
CA3. 修理中 タンテーブル軸。 色の変化した所が加圧された所!
CA4. 完成タンテーブル軸受け
CB1. 交換部品 RP1110. 21台目も一緒
CC1. 修理前  下から見る
CC2. 修理後  下から見る
CC3. 完成、下から見る。
W. 下蓋及び本体木部 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
W01. 修理前 タンテーブル軸ユニットを外した本体。アーム取付一体シャーシは接着して有るのでそのまま。
W03. 修理前 アーム取り付け穴。
W04. 修理後 アーム取り付け穴。 キズを消す為と割れを防ぐのに、塗装する。
W05. 修理前 アーム取り付け穴、反対側。
W06. 修理後 アーム取り付け穴、反対側。 キズを消す為と割れを防ぐのに、塗装する
W07. 修理前 モーター取り付け穴。
W08. 修理後 モーター取り付け穴。 キズを消す為と割れを防ぐのに、塗装する。
W09. 修理前 タンテーブル取り付け穴。
W0A. 修理後 タンテーブル穴。 キズを消す為と割れを防ぐのに、塗装する。
W0B. 修理前 操作部穴。
W0C. 修理後 操作部穴。 キズを消す為と割れを防ぐのに、塗装する。
W11. 修理前 タンテーブル軸ユニットを外した本体下。アーム取付一体シャーシは接着して有るのでそのまま。
W12. 修理中 本体下。 水性木工ボンドを塗布し、乾燥中。
W13. 修理後 本体下。 水性木工ボンドを塗布し、乾燥後さらに割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
W20. 修理前 本体下、 前から。
W21. 修理中 本体下、 前から。 水性木工ボンドを塗布する。
W22. 修理後 本体下、 前から。 乾燥後さらに割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
W23. 修理前 本体下、 右から。 
W24. 修理中 本体下、 右から。 水性木工ボンドを塗布する。
W25. 修理後 本体下、 右から。 乾燥後さらに割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
W26. 修理前 本体下、 後から。
W27. 修理中 本体下、 後から。 水性木工ボンドを塗布する。
W28. 修理後 本体下、 後から。 乾燥後さらに割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
W29. 修理前 本体下、 左から。
W2A. 修理中 本体下、 左から。 水性木工ボンドを塗布する。
W2B. 修理後 本体下、 左から。 乾燥後さらに割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
W31. 修理前 本体下、 モーター取付け部。
W32. 修理中 本体下、 モーター取付け部。 水性木工ボンドを塗布する。
W33. 修理後 本体下、 モーター取付け部。 乾燥後さらに割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
W34. 修理前 本体下、 端子取付け部。
W35. 修理中 本体下、 端子取付け部。 水性木工ボンドを塗布する。
W36. 修理中 本体下、 端子取付け部。 乾燥後さらに割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
W37. 修理前 本体下、 操作部。
W38. 修理中 本体下、 操作部。 水性木工ボンドを塗布する。
W39. 修理中 本体下、 操作部。 乾燥後さらに割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
W41. 修理中 クション足。 右側=清掃後。
W51. 修理前 底板表。
W512. 修理中 底板表。 両面テープ?
W513. 修理後 底板表。 両面テープを取る。
W52. 修理(塗装)後 底板表、キズを消す為と割れを防ぐのに、塗装する。
W53. 修理前 底板裏側。
W54. 修理中 底板裏側。 圧縮材に、水性木工ボンドを塗布し、乾燥中。
W55. 修理(塗装)後 底板裏側。 さらに、キズを消す為と割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
W61. 修理中 底板裏側、 前右から。 圧縮材に、水性木工ボンドを塗布する。
W62. 修理(塗装)後 底板裏側、 前右から。 さらに、キズを消す為と割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
W63. 修理中 底板裏側、 後左から。 圧縮材に、水性木工ボンドを塗布する。
W64. 修理(塗装)後 底板裏側、 後左から。 さらに、キズを消す為と割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
W71. 修理前 底板裏側、トランスカバーを取付ける所。 止めビスが圧縮材を割る。
W72. 修理中 底板裏側、トランスカバーを取付ける所、水性木工ボンドを塗布する。
W73. 修理(塗装)後 底板裏側、トランスカバーを取付ける所、キズを消す為と割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
W74. 修理前 底板裏側、トランスカバーを取付ける所、反対側。 止めビスが圧縮材を割る。
W75. 修理中 底板裏側、トランスカバーを取付ける所、反対側。水性木工ボンドを塗布する。
W76. 修理(塗装)後 底板裏側、
                トランスカバーを取付ける所、反対側。キズを消す為と割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
W77. 修理中 底板裏側、アーム取り付け穴、水性木工ボンドを塗布する。
W78. 修理中 底板裏側、アーム取り付け穴、さらに、キズを消す為と割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
W81. 修理前 下蓋裏の角割れ。
W82. 修理中 下蓋裏の角割れ。割れを埋める。
W82. 修理中 下蓋裏の角割れ。さらに、キズを消す為と割れを防ぐのに、ペンキを塗る。
W81. 修理前 下蓋等の止めネジ類。
W83. 修理(塗装)中 下蓋等の止めネジ類。 ラッカーを軽く吹き付ける。
W84. 修理(乾燥)中 反りに注意し乾燥する。
E. 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E1.  ストロボで測定。「33回転」
E2.  ストロボで測定。「45回転」
S. MICRO SEIKI SX−111FV の仕様(マニアル・カタログより) 
型名 SX-111FV. F=Float、V=Vacuum
ターンテーブル 砲金製
ターンテーブル重量 10kg
イナーシャ 1,500kg・cm2
速度微調整 ±6%
外形寸法 532mmW×230mmH×440mmD
重量 27kg
付属エアポンプユニット外形寸法 200mmW×217mmH×360mmD
付属エアポンプユニット重量 6.3kg
定価 \380,000(1983年発売 )
                 sx111fv_73k
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