MICROSEIKI RP1110.  30台目修理記録
2023/11/23到着  2024/1/6完成 
A. 修理前の状況
  • 現在オーディオ店勤務。
    先日地方に住んでおりました父の形見のAUDIOを引き取りをしてきました。
    SX8000Uを現場で簡単な動作確認をして引き上げてきました。
  • 自宅に再設置したところ黒いポンプの箱から空気音がしいてターンテーブルがエアーフロートしていない事がわかりました。
    勿論LPレコードもバキュームしません。
    おそるおそるポンプの箱を開けてみましたらチューブの残骸が出てきました。
    機器とポンプを接続しているホースもかなり硬くなっていた先端で折れたのを確認しています。
    機器の移動時にこのポンプを一度横に倒してしまった時に中で音がしたのが原因かと思います。
    箱を開けてポンプがスプリングで浮いているのがわかり経年劣化で固くなったホースが ポンプの揺れで切れてしまったのだと思います。
    もちろん今はポンプの固定ネジを用意しております。
    父の形見でもありなんとか復活ができればと問い合わせた次第でございます。
    期日はもちろんの事、金額につきましてご確認後であることは承知しております。
    もしよろしければ修理のご対応をお願いできますでしょうか。


B. 原因
  • 各部経年劣化で圧力低い。


C. 修理状況

D. 使用部品
  • 新品ポンプ      1組。
    テフロンホース    1m。

E. 調整・測定

F. 修理費
    90,000円。 オーバーホール修理。

A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中、 前から見る。
A12. 点検中、 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中、 後から、電源入り口、吐出口見る。
A15. 点検中、 後左から見る
A16. 点検中、 上から見る
A17. 点検中、 上から見る、操作パネル。 電源表示LEDのエスカションが凹んでいる。
A21. 点検中、 下前から見る
A22. 点検中、 下前左から見る
A23. 点検中、 下後から見る
A24. 点検中、 下後右から見る
A31. 点検中、 下から見る。
A32. 点検中、 下蓋取り、下から見る。
A41. 点検中  ポンプ接続端子、緑青が発生している。
A51. 点検中  ポンプ吐き出しの圧力測定。SX−8000Uのステンレスタンテーブルステンレス製28kgなので、140mmHg以上欲しい。
A52. 点検中  ポンプ吸い込み圧力測定。吐き出しの圧力との差が大きい。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C11. 修理前 ポンプ取り出し。
C12. 修理後 ポンプ取り出し、反対側から見る。
C21. 修理前 圧縮材の接着材が劣化した木箱。
C22. 修理中 圧縮板にボンドを塗って固めている。
C23. 修理後 さらに、塗装する。
C31. 修理前 接着材が劣化した木箱、下前右から見る。
C32. 修理中 接着材が劣化した木箱、下前右から見る。圧縮板にボンドを塗って固めている。
C33. 修理後 接着材が劣化した木箱、下前右から見る。 さらに、塗装する。
C34. 修理前 接着材が劣化した木箱、下後左から見る。
C35. 修理中 接着材が劣化した木箱、下後左から見る。圧縮板にボンドを塗って固めている。
C36. 修理後 接着材が劣化した木箱、下後左から見る。 さらに、塗装する。
C41. 修理前 「操作パネル」取り付穴
C42. 修理中 「操作パネル」取り付穴、ボンドを染みこませる。
C43. 修理後 「操作パネル」取り付穴、さらに、塗装する。
C44. 修理前 「操作パネル」取り付穴反対側。
C45. 修理中 「操作パネル」取り付穴反対側。、ボンドを染みこませる。
C46. 修理後 「操作パネル」取り付穴反対側。、さらに、塗装する。
C51. 修理前 「電源入り口、吐出口取り付け板」 の穴
C52. 修理中 「電源入り口、吐出口取り付け板」 の穴、ボンドを染みこませる。
C53. 修理後 「電源入り口、吐出口取り付け板」 の穴、さらに、塗装する。
C54. 修理前 「電源入り口、吐出口取り付け板」 の穴反対側。
C55. 修理中 「電源入り口、吐出口取り付け板」 の穴反対側。、ボンドを染みこませる。
C56. 修理後 「電源入り口、吐出口取り付け板」 の穴反対側。、さらに、塗装する。
C61. 修理前 チャンバー仕切圧縮板。
C62. 修理中 チャンバー仕切圧縮板。ボンドを塗って固める。
C63. 修理後 チャンバー仕切圧縮板。 さらに、塗装する。
C64. 修理前 チャンバー仕切圧縮板裏。
C65. 修理中 チャンバー仕切圧縮板裏。ボンドを塗って固める。
C66. 修理後 チャンバー仕切圧縮板裏。 さらに、塗装する。
C67. 修理中 チャンバー仕切圧縮板裏反対側。
C68. 修理中 チャンバー仕切圧縮板裏反対側。ボンドを塗って固める。
C69. 修理後 チャンバー仕切圧縮板裏反対側。 さらに、塗装する。
C71. 修理前 チャンバー仕切圧縮板2。
C72. 修理中 チャンバー仕切圧縮板2。ボンドを塗って固める。
C73. 修理後 チャンバー仕切圧縮板2。 さらに、塗装する。
C74. 修理前 チャンバー仕切圧縮板2裏。
C75. 修理中 チャンバー仕切圧縮板2裏。ボンドを塗って固める。
C76. 修理後 チャンバー仕切圧縮板2裏。 さらに、塗装する。
C77. 修理中 チャンバー仕切圧縮板2裏反対側。
C78. 修理中 チャンバー仕切圧縮板2裏反対側。ボンドを塗って固める。
C79. 修理後 チャンバー仕切圧縮板2裏反対側。 さらに、塗装する。
C81. 修理前 取り外した下蓋表。
C82. 修理中 取り外した下蓋表。ボンドを塗る。
C83. 修理後 取り外した下蓋表。さらにペイントする。
C84. 足を付けて完成。
C91. 修理前 下蓋(底板)裏右横側。
C92. 修理中 下蓋(底板)裏右横側、ボンドを染みこませる。
C93. 修理(塗装)後 下蓋(底板)裏右横側、 さらに塗装する。
C94. 修理前 下蓋(底板)裏左横側。
C95. 修理中 下蓋(底板)裏左横側、ボンドを染みこませる。
C96. 修理(塗装)後 下蓋(底板)裏左横側、 さらに塗装する。
CA1. 修理中 天日乾燥する。 左は BL−111. 13台目
CA2. 修理中 ベランダで乾燥中。 左は BL−111. 13台目
CB1. 修理前 ヒューズ基板。
CB2. 修理前 ヒューズ基板裏。
CB3. 修理(半田補正)後 ヒューズ基板裏。
CB4. 完成ヒューズ基板裏。 余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
CC1. 修理(塗装)前 電源SW・LED取付金具。
CC2. 修理(塗装)後 電源SW・LED取付金具。塗装する、SWのボタンが接着してあるので、取り付けたままで塗装する。
CC3. 修理(塗装)前 電源SW・LED取付金具裏。
CC4. 修理(塗装)後 電源SW・LED取付金具裏。塗装する、SWのボタンが接着してあるので、取り付けたままで塗装する。
CD1. 修理前 2個のチャンバー配管端子。 緑青が発生している。
CD2. 修理(清掃)後 2個のチャンバー配管端子。
CD3. ホースを接続して完成。
CD4. 修理前 2個のチャンバー配管端子、反対側。緑青が発生している。
CD5. 修理(清掃)後 2個のチャンバー配管端子、反対側。
CD6. ホースを接続して完成。
CE1. 修理前 チャンバー配管端子。緑青が発生している。
CE2. 修理(清掃)後 チャンバー配管端子。
CE3. ホースを付けて完成。
CE4. 修理前 チャンバー配管端子、反対側。緑青が発生している。
CE5. 修理(清掃)後 チャンバー配管端子反対側。
CE6. ホースを付けて完成。
CF1. 修理前 吐出端子、吸入端子の裏。緑青が発生している。
CF2. 修理(清掃)後 吐出端子、吸入端子の裏。
CF3. 修理前 吐出端子、吸入端子の裏、反対側。緑青が発生している。
CF4. 修理(清掃)後 吐出端子、吸入端子の裏、反対側。
CF5. ホースを付けて完成。
CG1. 修理(塗装)前 各種止めネジ類。
CG2. 修理(塗装)後 各種止めネジ類。 錆止めにラッカーを吹き付ける。
CH1. 修理中 ポンプに配管継手を取り付ける。
CH2. 修理中 ポンプの配管継手や底板との隙間にシリコンを詰める。
CH3. 修理中 電源コード取出口や底板との隙間にシリコンを詰める。
CI1. 修理前、 電源表示LEDのエスカションが凹んでいる。
CI2. 修理後、 電源表示LEDのエスカション。
CJ1. 修理前  下蓋を取り、下から見る。
CJ2. 修理後
CK1. 交換部品、ポンプ。
CK2. 交換部品、ホース。
E. 調整・測定.。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E1. 圧力測定A ターンテーブル浮かし圧力。
E2. 圧力測定B レコード吸着圧力。 ポンプユニットより低いのは圧力調整弁を通る為。
E3. 圧力測定C レコード取り外し圧力。 ポンプユニットより低いのは圧力調整弁を通る為。
                    rp1110-s2sz
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